FEZクライアントのCPU内データー処理詳細 
FEZは、3D演算以外を除くほぼ全ての計算をCPUで行っている為、コア数及びスレッド数よりもCPUの動作クロック速度が快適さに直結します。
FEZのゲームプログラム本体自体、デュアルコア・クアッドコアには対応していませんが、ハードウェア側で判別し動作します。
しかし、2コア以上のCPUを用いると、WindowsがFEZ以外にも他のプログラムが動作しているため、1コアCPU使用時よりも快適になります。
特にキャラクターヴォイス実装以降、マルチコアの快適度は上がったと感じられます。
あたり判定(コリジョン)について 
攻撃の当たり判定を、全てクライアント側で行っています。
具体的には、30人のキャラが密集している場所で、それぞれのキャラがスキルを使用したり、キャラを移動したり、スキルの当たり判定、ダメージ計算、などの処理は、各プレイヤーのクライアント上で行われます。
キャラが集まれば集まるほど処理は重くなり、さらにそこに地形や建物の情報も加ります。
これらの処理は、CPUに高い負荷が加わります。
FEZは、サーバー側でデータの同期を取らないシステムの為、キャラの位置ズレなどFEZ特有の現象が発生する原因となっています。
よって、FEZは、「クロック周波数の高いもの」が処理的に有利になります。
例>CPU2コア4スレッド以上で、3.5GHz〜それを超えられるものが快適。
現在のCPUでは、ノートはCore i7 11xxxH、デスクトップではCore i5 11xxx(K/KF)など
Updateの度に重くなる理由 
2006年当時はPentium4(2.4GHz)、RADEON X800Proで快適に動作していましたが、今はこのシステムでは戦場に参加するのが困難なぐらい重くなっており、プレイが厳しくなっています。
それ以前に上記のシステムでWindows7を入れた時点でもっさり感がある状態です。
FEZなどのオンラインゲームは、オフラインゲームとは違い、新しいサービスの追加やシステム機能向上、Windowsのサポート切れにより、新しいOSへの切り替えなどでプログラムやシステムがどんどん肥大化しているため、年々動作が重くなるのは宿命ともいえます。
現在は、Core2Duoの後期が限界になっています。
Core2Duo E8600/E7600/Q9650/Q9550以前のシステムはもうラグっぽいので、パソコン自体の買い替えを推奨します。
おすすめ周辺機器 
ディスプレイ 
効率派は、本格的に連携プレイとか、当たり判定のズレが出ないようにしたい場合は、ゲーミングモニターを推奨します。
エンジョイ派は、特にモニターにこだわる必要はありません。
グレアかノングレアも好みですが、モニターに反射光や自分の影が映ると目が疲れやすくなるとは言われています。
−注意点−
FEZの場合、内蔵のFPS制限を使用すると、そのモニターのリフレッシュレートに固定されます。
表示だけでなく内部処理まで制限をかけるため、そのモニターのリフレッシュレート以上の速度は向上しません
DEC等のFPS制限ソフトなら描画処理だけ制限をかけるのでFPS制限無し(+垂直同期OFF)と同等の速度で読み込めます。
リフレッシュレート120Hz/144Hz/240Hz/360Hz設定について(上級・ゲーマー向け) 
一般では、通常60Hzで十分ですが、性能の良いGPUを使っていると、PC個体差によってはテアリング現象が発生して、ゲーム中、画面のちらつきを感じる方もいます。
そういった方は、G-Sync/FreeSync対応のリフレッシュレートの高いモニターを使用することを推奨します。
ぬるぬるを求める方は、以下をクリックしてください。
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ディスプレイのFPSが60を越えているような人向けの設定で、垂直同期120Hz以上に対応したディスプレイが必要になります。一般のモニターでは60Hzのため、設定は出来ません。
リフレッシュレートはディスプレイ側の値であるため、フレームレートとは別けて考える必要がある。
CPUやGPUが遅く処理が滞っても、ディスプレイは毎回指定されたリフレッシュレート(一般的に60Hz)で画面を更新しているが、一部の機種では、60Hzよりも高い値を設定できるモニターがあり、また初期設定がそうなっている事がある。
主なメリットは以下のとおり。
・垂直同期使用なので、ティアリング(描き替えてる線が見える現象)が起きない。
・画面をスクロールしたときに動きが滑らかになり、移動中でも文字が読みやすい。
・残像も目立たず滑らかな動きを表現できるので、ざらつきのないスムーズな動きで攻撃を的確に当てたりすることができる。
デメリットは以下のとおり。
・リフレッシュレート120Hz以上対応していないゲームがあること。
・価格が一般のモニターより少し高い。(2021現在で24インチ フルHDで\22,800から)
・ケーブルは、DualLink-DVI、DisplayPort Ver1.2、HDMI_Ver2.1以上の対応が必要。
・コマ数が増えるため、VRAM容量要求量が増え、性能の高いCPU,GPUが必要になる。
・IGPU利用時はモニターが120Hz対応でも、120Hzは対応していない。
・PCの性能・クライアント・サーバー・回線の状況により、スタッタリング現象が起こる。
・コマ数データーを多く送るため、GPU/VRAMの発熱が多くなる。
FEZは、FPS固定のチェックを外せばフリーFPSになり、120FPS以上の表示が可能ですが、CPU依存度の高いゲームであるため、CPUが弱ければ高価なGPUを使っても、首都や主戦場などでは60FPS以下になり、恩恵が受けられないことがあります。
特にこだわりがなければ、一般レベルの60Hzモニターで60FPS固定で十分ではあります。
テレビにある倍速と言われてる機能はオリジナルのフレーム間に中間フレームを生成してしてコマ数を増やして見せる技法。
生成のために最低でもオリジナル二枚参照するため表示遅延がある。次の表示が決まってる動画向きの機能であり、
ゲームは次の動きがプレイヤーの操作次第なので相性が悪い。
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サウンドカード 
通常はマザーボードに搭載されている物で十分ですが、臨場感を楽しみたい場合などは、マザーボードに搭載されているサウンド機能を無効にして、高音質PCIサウンドカードを搭載して楽しむことも出来ます。
また、それを流すアンプ機器や、再生周波数の高いもの(20Hz〜15KHz)等、2Way、3Way等、バスレフ等、高いスピーカーも必要ですので、結構高額な支出になります。(ヘッドホンも品質を重視すれば、高いものとなります)
詳しくは、パソコンショップでデモプレイしているモデルをみてください。
SSD 
SSDを使用する事により、「読み書きに関わる全ての速度」が大幅に向上します。
特にアップデート関係が分かりやすい
今となっては寿命も下手なHDDよりも長く、5年保証の製品もある。
ただし、QLCタイプSSDについては、連続書き込み上限(60GBまでなど種類は多彩)を超えると一気に書き込み速度が低下する(キャッシュあふれ)ものがありますので、注意が必要ですので、TLC、MLCが望ましい。
M.2 SSDについては、MLCタイプの場合、連続書き込みで70℃に達するものもありますので、ヒートシンクを付ける必要性がありますが、TLCタイプ以降のものについては、そこまで神経質になる必要はありません。
キーボード 
さまざまな種類が出回っていますが、どれでもいいというわけではありません。
ゲームに向いたもの、ビジネスに向いているもの、高耐久性のものなど種類はさまざまです。
最近は、ゲーム専用と名乗りつつ、実際はキーの複数押しに対応しないなど、粗悪で安価な製品も多いため、東プレのRealforceシリーズ等、実績があり信頼性の高い製品の使用をおすすめします。
▼安物を使うとどういう影響が出るのか。
市販パソコンに付属している物や、低価格で販売されている物は、特定のキーの同時押しに反応しません。
例えば、AキーとWキーの同時押しに反応せず、キャラが斜めに移動できない、などといったケースが実際に発生します。
通常のキーボードは、コスト削減のため複数キーの同時押しなど、ゲーム特有の操作を考慮せず開発されているためです。
またnキーロールオーバーとか全キー同時押し対応と謳われたキーボードでも通常のUSBキーボートして接続すると、
SHIFTやCTRLなどの特殊キー+6キーまでの同時押しにしか対応できません。(標準USBキーボードのキー情報送信仕様による制限です)
そのため複雑な操作を多用するゲームでの使用をメインに考えるならUSB接続のようなキー情報送信に制約のある方式ではなく、
原理的にそういった制限の無いPS/2接続のキーボードが適しています。ゲーム用キーボードにPS2接続のものが多い理由です。
もちろんそればキー情報送信のみの話であり、実際に押したキーをどれだけ読み取れるかはキーボード内部の設計次第です。
今後はUSBのキースキャン伝達(キーマトリクス)問題も各社独自に改善してくると思われます。
【三角押しとは?】
特定の並びでのキー押下は読み取れないといった問題を抱えるキーボードも多く有ります。
メモ帳でWキーを押しキーリピートさせます。そのままDキーを押すとリピートはDに変わります。
さらにそのままEキーを押してみてください。リピートが止まるのが三角押し現象です。
その状態でWかDを離すとEがリピートされます。
三角押し対策がされたキーボードではWやDを離さなくてもEがリピートされます。
2013年10月現在の最新ゲーミングキーボードは以下のものがあります。
・Corsair製のゲーマー向けメカニカルキーボード
http://www.4gamer.net/games/142/G014279/20131022022/
マウス 
マウスは製品によって大きく性能が異なります。
個人の好みによっても使用感は大きく異なるため、購入前に出来るだけ事前に店頭などで握り心地を確認する事をおすすめします。
(マウス購入前に、握り心地、カタログに表記される基本性能、クリックの押しの強さと帰り具合、ホイールの軽さ
を確かめると自分に合ったものが選択できます。口コミは、マウスに関してはあてにならないこともあるので、お気を付けください。それほどに個人差が顕著ということです。)
またゲームでの使用に当たっては、ワイヤレスマウスよりも有線マウスの方が圧倒的に適しています。
これはワイヤレスマウスが電池節約のため、頻繁に省電力モードに入るためです。
省電力モードから通常モードへの復帰には一瞬のラグが存在するため、プレイにあたって不利が伴います。
ただ、最近ではゲーミング無線マウスも発売されており、そういった手のものは、省電力状態を切ることも可能なものもあります。
2014年1月現在の最新ゲーミングマウスはこういうものがあります。
ZOWIE GEARの右手用ゲーマー向けマウス「EC eVo CL」
http://www.4gamer.net/games/098/G009814/20131213055/
ゲームパッド 
キーボードでの操作に慣れない場合は用意するのもありでしょう。
12キー以上、アナログ2軸対応のものをお薦めします。
PS用デュアルショックを変換アダプタでつけるのがお手軽です。
またパッドのみの操作では、キーボードショートカットが使用できないため、操作性においてキーボードユーザーに劣ります。
これを防ぐために、パッドとキーボードを併用するプレイスタイルもあります。
設定でスキルモードをノーマルからスキルショートカットモードに変更することで、パッド使用時にスキルスロットをパッド操作用のものに変更することも可能です。
⇒http://www.fantasy-earth.com/playguide/base.php
有線のサードパーティー製ならそのまま刺して認識する製品が多いです。
HORIパッド3ターボは一応PCで使えることが記載されています。
2016現在、FEZは、従来のDirect Inputのみ対応しています。WindowsやXBox360向けのXInputには対応していません。
また、今後はXInputが主流化しつつあるとのこと。
コメント 
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