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一体型PCはモニターと本体が一体になっており、省スペースで運用できるのがメリットのPCです。
一方で、ネット上では「一体型PCは後悔する」という口コミも多く見られます。
この記事では一体型パソコンが後悔すると言われる理由や、一体型PCのデメリットなど詳しく解説するので、ぜひ参考にしてください。
当サイトではゲーミングPCのセール情報・おすすめモデルを紹介していますので、ゲーミングPCを安く購入したい方はあわせて参考にしてください。
一体型パソコンは後悔するって本当?
一体型パソコンは後悔する
と言われる理由は?
一体型PCが後悔すると言われている理由は、性能の低さやその割に高い価格が原因です。
そのため、高性能PCを求めている方やコスパの良いPCを求めている方には不向きなPCとなっているので注意しましょう。
Googleの検索で「一体型PC」と入力すると「後悔する」という検索候補が出てきます。
しかしこれは仕様であり、他のモデルにもあてはまるため気にする必要はありません。
性能が低い
一体型PCはモニターと一体になっているのが強みですが、そのせいでパーツを組み込むスペースが少なく排熱性能も低めです。
そのため、グラボや追加ストレージ・メモリの搭載が限られて低い性能になりがちです。
デスクトップPCであれば、性能が低ければ自身でカスタマイズする選択肢がありますが、一体型PCではカスタマイズも難しいため注意が必要です。
PCでネットサーフィンや動画視聴といった軽い作業しか行わないという方であれば、性能的に問題ありません。
価格、修理費が高くコスパがイマイチ
PC | モデル | スペック | 価格 |
---|---|---|---|
一体型 | Inspiron 24 | CPU:Core i5-1335U メモリ:8GB SSD:512GB | 129,899円 |
デスクトップ | iiyama PC STYLE -S17M-124- UHX-D-BLACK | CPU:Core i5-12400 メモリ:8GB SSD:500GB | 79,800円 |
ノート | iiyama PC STYLE -15FH127- i5-UHEX | CPU:Core i5-12450H メモリ:8GB SSD:500GB | 89,800円 |
一体型PCは同性能のデスクトップPC、ノートPCよりも価格が高めです。
理由としては一体型PC用に設計されたパーツを搭載していたり、物によってはTVチューナー等の一般的PCに搭載されないパーツが採用されているからです。
さらに一体型PCはパーツ交換が大変で、故障時に本体を丸ごと修理に出さなければいけないので修理費も高くつく傾向があります。
コスパを重視している方には向きませんが、多少高くなっても省スペースで運用したい、ケーブルを少なくしたい方向けです。
一体型パソコンのデメリットは?
一体型パソコンのデメリットは?
一体型PCはデスクトップPC・ノートPC両方のデメリットを受け継いでいます。
デスクトップPCに比べて低スペックでコスパが悪く、ノートPCと違い持ち運びには適していません。
この項目では一体型PCのデメリットについて解説します。
デスクトップPCに比べて低スペック・割高
一体型PCはデスクトップPCに比べて性能が低く、価格も高いです。
本体内部のスペースが小さいため後から拡張するのも難しいので、高い性能を求めている方には不向きです。
ただし、ネットサーフィンや動画視聴しか行わず、一体型PCのデザイン性に惹かれている方であれば選択肢に入ります。
ノートPCと違い持ち運びができない
一体型PCは一つにまとまっていはいますが、ノートPCのように持ち運んで使う用途は難しいです。
本体が大きく重量も重い、使用には電源が必須なので、デスクトップPCのように家で使う用の製品です。
省スペースの点でもノートPCには劣るので、デスクトップとノートの中間サイズをイメージしましょう。
故障時に全ての機能が使えなくなる可能性がある
本体とディスプレイが一体になっているので、ディスプレイの故障で本体が使えなくなります。
デスクトップPCであればモニターを変えるだけで使えるようになりますが、一体型PCの場合故障したら本体ごと修理に出さなければなりません。
モニターの修理費よりも一体型PCの方が高いため、故障時の影響が大きくコスパが悪いという特徴があります。
一体型パソコンのメリットは?
一体型パソコンのメリットは?
一体型PCのメリットは配線の少なさやデザイン性の良さです。
この項目では一体型PCのメリットについて解説します。
デスクトップPCに比べて省スペース
一体型PCはデスクトップPCに比べて本体がディスプレイだけなので、省スペースで運用できます。
部屋に大きな本体を置きたくない方、卓上だけでPC環境を完結させたい方に向いています。
また、ノートPCに比べると画面が大きいので、省スペースでありながら大画面でPCが使用できる利点があります。
配線が少なく済む
配線が絡んで見栄えが悪くなるのを避けたい場合、一体型PCは配線問題が解決しやすいので最適です。
必須となる配線は電源だけで、モニターに接続する配線が必要ないです。
キーボードやマウスをワイヤレスにすればケーブル一本で利用できるので、机の周りをすっきりさせられます。
デザイン性が優れる
一体型PCはリビングや自室のインテリアとしても優秀です。
デザイン性が良い製品が多く、デスクトップPCのように存在感・威圧感が無いです。
自室をおしゃれにしたい方やリビングの共有PC兼インテリアとして利用したい方におすすめです。
一体型パソコン利用者の評判 やめとけ・壊れやすいって本当?
- ノートPCよりも大画面
- デザイン性
- TVとしても優秀
- 拡張性が無い
- コスパが悪い
- 故障すると大変
一体型PCの良い口コミとしてはデザイン性の良さ、悪い口コミではコスパや拡張性の悪さが上がっていました。
比較対象であるデスクトップPC・ノートPCの良い点・悪い点の両方を引き継いでいるので、購入を考えている方は利用者の評判を参考にしてください。
一体型パソコンを利用した人の良い評判
- ノートPCよりも大画面
- デザイン性
- TVとしても優秀
良い評判として一番多い口コミはデザイン性の良さでした。
デスクトップPCやノートPCに比べて部屋に置いてあっても違和感なく、すっきりとした見た目が好印象を与えます。
また、大画面で拡張機能としてTVチューナーを採用しているモデルなら、PCとTV両方の仕事をしてくれます。
一体型パソコンを利用した人の悪い評判
- 拡張性が無い
- コスパが悪い
- 故障すると大変
一体型PCの悪い評判としては、コスパ・拡張性の悪さが目立ちました。
デスクトップPCに比べて割高であり、拡張性も無いためスペックが低いのはPCで重い作業をする方には不向きです。
また、故障するとディスプレイ故障・本体故障どちらでも部分的な修理が難しいので、丸ごと修理に出さないといけないのが不評です。
一体型パソコンのおすすめモデル
一体型PCのおすすめモデル
- 一般用途で使用できる安価な一体型PCなら「HP ProOne800 G4 AIO/24型」
- Core 13世代CPUを搭載したPCが欲しいなら「Dell Inspiron 24 5420」
- 必要デバイス・アプリが全て揃った一体型PCが欲しいなら「ASUS Ryzen 3 7320U」
一体型PCは様々な有名メーカーが出していますが、それぞれ価格や性能が異なります。
この項目ではおすすめの一体型PCを3台紹介しているので、参考にしてください。
- 初心者でも使いやすいモデルであること
- 短期でなく長期で使えること
- 各モデル帯の中でもコスパの高いモデルを選出
一般用途で使用できる安価な一体型PCなら「HP ProOne800 G4 AIO/24型」
Amazon評価 | |
サイズ | 24インチ |
CPU | Core i5-8500 |
メモリ | 16GB |
ストレージ | 500GB |
搭載機能 | 指紋認証内臓 接続ポートが多い |
メリット・デメリット紹介
- 一体型PCの中でも安価なモデル
- 信頼のHP製品
- 一般用途であれば問題ない性能
- 動画編集などは難しい性能
一般用途で使用可能な安価な一体型PCを求めている方には「HP ProOne800 G4 AIO/24型」がおすすめです。
6万円以内で購入できるため、一体型PCとしては安価なモデルです。
この製品を販売しているのがHPであり、世界的に有名メーカーで日本にも拠点を構えているのでサポートも安心です。
性能的にはネットサーフィンや動画視聴といった一般的な用途であれば対応できるので、プライベートで軽く利用するのに最適です。
安価でサポート等がしっかりしたメーカー製品が欲しい方におすすめです。
Core 13世代CPUを搭載したPCが欲しいなら「Dell Inspiron 24 5420」
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サイズ | 24インチ |
CPU | Core i5-1335U |
メモリ | 8GB |
ストレージ | 512GB |
搭載機能 | Bluetoothスピーカーとして使える モニターとしても利用可能 |
メリット・デメリット紹介
- Core i5の13世代を搭載している
- スピーカーやモニターといったPC以外の用途にも使用可能
- 軽い動画編集くらいなら対応できる
- メモリが少ない
最新世代に近いCPUを搭載した一体型PCが欲しいなら「Dell Inspiron 24 5420」がおすすめです。
「Core i5-1335U」という一世代前のCPUが搭載されているため、CPU性能が高めです。
軽い動画編集くらいなら可能な性能となっており、カットやテロップ等を使用して動画編集を行えます。
一体型PCとしての用途だけでなく、Bluetoothスピーカー・外部モニターとしての利用も可能なので、様々な用途で使用可能なデバイスが欲しい方に最適です。
一体型PC・スピーカー・モニターといった様々な用途に対応できるモデルが欲しい方におすすめです。
必要デバイス・アプリが全て揃った一体型PCが欲しいなら「ASUS Ryzen 3 7320U」
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サイズ | 23.8インチ |
CPU | Ryzen 3 7320U |
メモリ | 8GB |
ストレージ | 512GB |
搭載機能 | キーボード・マウス付属 外付けDVDマルチドライブ付属 office初期搭載 |
メリット・デメリット紹介
- キーボード・マウスが付属している
- Officeを初期搭載している
- Office系統の作業が快適に行えるスペック
- デバイスやアプリが付属している分高い
PCを使用するためのデバイスやofficeが初期搭載されたモデルが欲しいなら「ASUS Ryzen 3 7320U」がおすすめです。
一体型PCだけでなく、キーボード・マウス・外付けDVDドライブが付属したセット商品なので、届いてすぐに使用できます。
Officeも初期搭載されているため、ビジネスでwordやExcelを使用している方に最適です。
性能的にも快適にofficeを動かせるものとなっており、一般用途に対応できます。
必要デバイス・Officeが最初からセットになっているモデルが欲しい方におすすめです。
一体型パソコンに関するよくある質問
- 一体型PCは高い?
-
同性能程度のデスクトップPCと比較すると高めの値段設定です。
- 一体型PCは持ち運べない?
-
持ち運ぶには重く、電源供給が必須となるので持ち運びには適していません。
- 一体型PCは壊れやすい?
-
一体型PCだから特別壊れやすいということはないです。
ただし、デスクトップPCと違いモニターが壊れると本体ごと修理に出す必要があります。
- 省スペースで配線がすっきりする?
-
デスクトップPCに比べて省スペースで少ない配線で利用可能です。
- 一体型PCは性能が低い?
-
一体型PCはデスクトップPCに比べると性能上限が低めです。
どんなに性能が高いモデルでも、高性能デスクトップPCには及びません。
一体型パソコンは後悔するって本当?まとめ
記事のまとめはこちら!
- 一体型PCは性能が低くなりやすい
- 割高でコスパはイマイチ
- デザイン性に優れている
一体型PCはデスクトップPCよりもパーツを搭載するスペースが小さく、排熱性能も低いため性能は劣ります。
また、同等性能のデスクトップ・ノートPCよりも割高な価格設定がされているので、コスパを重視する方にはあまり向いていません。
ただし、デザイン性が良いので、高性能を求めず、インテリアとして割高な価格を支払っても気にならないという方には最適な選択肢です。
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