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『Microsoft Flight Simulator(以降MSFS)』はリアルなグラフィックを売りにしているフライトシミュレートゲームであり、非常に重いゲームとして有名です。
公式推奨スペックでは画質を下げないと30fpsも安定しないので、快適に遊びたい場合は公式推奨スペックよりも高い性能のゲーミングPCを選択しましょう。
この記事ではMSFSにおすすめのゲーミングPCやMSFSの推奨スペックについて解説します。
用途別&価格別に紹介!
『Microsoft Flight Simulator』おすすめゲーミングPC

おすすめモデルの特徴はこちら!
- なるべく予算を抑えて遊ぶなら
「RTX4060Ti搭載PC」 - 最高画質で快適に遊びたいなら
「RTX4070搭載PC」 - VRモードを遊びたい方におすすめ
「RTX4080搭載PC」 - ノートPCでも最高画質
「RTX4070搭載ノートPC」
この項目ではおすすめのデスクトップPCを3台、ノートパソコンを1台紹介していきます。
各モデルで遊べる環境や出力できる最大fps値が異なるため、自分の予算と相談しておすすめモデルをチェックしましょう。
- 信頼できるメーカーのモデルであること
- 推奨スペックを超えていて、短期でなく長期で使えること
- 各モデル帯の中でもコスパの高いモデルを選出
なるべく予算を抑えて遊ぶなら「RTX4060Ti搭載PC」
GALLERIA RM5C-R46T

価格:169,980円
コスパ | |
耐用年数 | |
おすすめ用途 | FPS入門・最新ゲーム |
CPU | Core i5-13400F |
グラボ | GeForce RTX 4060 Ti 8GB |
メモリ | 16GB |
ストレージ | 1TB NVMe SSD |
メリット・デメリット紹介
- 『MSFS』が遊べる安価なゲーミングPC
- フルHD・45~60fpsで遊べる
- 最新ゲームがプレイ可能
- 最高画質では60fpsを下回るため、画質設定を下げる必要がある
なるべく予算を抑えて『MSFS』を遊びたい方には「RTX4060Ti搭載PC」がおすすめです。
フルHD・中~高画質・60fpsで遊べるスペックで遊べるため、『MSFS』を快適にプレイ可能です。
『MSFS』はフライトするマップによって重さが異なりますが、軽いマップなら高画質、重めのマップなら中画質にするとフレームレートが安定します。
最新ゲームの推奨スペックも基本的に超えられる性能なので、PCゲーム入門にもおすすめです。
最高画質で快適に遊びたいなら「RTX4070搭載PC」
GALLERIA XA7C-R47

価格:279,980円
コスパ | |
耐用年数 | |
おすすめ用途 | 実況配信・最新ゲームを最高画質 |
CPU | Core i7-13700F |
グラボ | RTX 4070 12GB |
メモリ | 16GB |
ストレージ | 1TB NVMe SSD |
メリット・デメリット紹介
- 最高画質・60fpsで遊べる
- 画質設定を下げれば配信ができる
- 重量級最新ゲームがプレイ可能
- パーツの性能をフルに活かすにはメモリ増設が必要
最高画質で『MSFS』を快適に遊びたい方には「RTX4070搭載PC」がおすすめです。
最高画質・60fpsでプレイ可能で、空からの綺麗な景色を見ながらフライトが楽しめます。
『MSFS』はメモリが重要なゲームであり、初期搭載されている16GBではパーツの性能を完全に発揮できないので32GBに増設して遊ぶのがおすすめです。
画質設定を下げれば『MSFS』の配信にも対応可能、重量級最新ゲームも遊べます。
最高画質で快適にフライトしたい方やゲーム配信を行いたい方におすすめのモデルです。
VRモードを遊びたい方におすすめ「RTX4080搭載PC」
GALLERIA XA7C-R48

価格:364,980円
コスパ | |
耐用年数 | |
おすすめ用途 | 4K解像度・VRゲーム |
CPU | Core i7-13700F |
グラボ | GeForce RTX 4080 16GB |
メモリ | 16GB |
ストレージ | 1TB NVMe SSD |
メリット・デメリット紹介
- VRモードで遊べる
- どのマップでも最高画質プレイ可能
- 現行最高クラスの性能を持っているため、他ゲームで困らない
- 他モデルと比較すると高値
『MSFS』をVRモードでプレイしたい方には「RTX4080搭載PC」がおすすめです。
現行最高クラスのゲーミングPCなので『MSFS』を最も快適に遊べるモデルです。
VRモードは軽いマップなら最高画質で遊べるので、自身が空にいるようなリアルな景色を堪能できます。
フルHDでプレイする場合どのマップでも最高画質で遊べる性能で、『MSFS』を最大限楽しめます。
他ゲームを遊ぶ上でも困ることがないくらい高性能なPCなので、PCゲームをガッツリやりこもうと考えている方に向いています。
ノートPCでも最高画質「RTX4070搭載ノートPC」
Lenovo Legion Pro 5i

価格:236,500円
コスパ | |
耐用年数 | |
おすすめ用途 | 最新ゲームを最高画質でプレイ |
CPU | Core i7-13700HX |
グラボ | GeForce RTX 4070 8GB |
メモリ | 16GB |
ストレージ | 1TB NVMe SSD |
ディスプレイ | 240Hz 16インチ WQXGA非光沢 |
メリット・デメリット紹介
- 最高画質で遊べる
- 外出先で空の旅が楽しめる
- 最新ゲームがプレイ可能
- 同価格帯のデスクトップPCよりは性能が劣る
ゲーミングノートPCで『MSFS』を遊びたい方には「RTX4070搭載ノートPC」がおすすめです。
『MSFS』を最高画質で快適にプレイ可能であり、画質設定を下げれば配信も視野に入ります。
重めのマップの場合は最高画質だと60fpsを下回りますが、45fpsは超えられるのでストレスを感じません。
ノートPCなので部屋のスペースが取られず、外出先でもフライトが楽しめます。
ほとんどの最新ゲームの推奨スペックを超えられる性能であり、PCゲーム入門にも向いています。
『Microsoft Flight Simulator』の推奨スペック・必要なグラボ

公式の推奨スペックは現行のゲーミングPCであれば軽く超えられるスペックではありますが、公式推奨スペックでは30fpsすら安定しない環境です。
『MSFS』を快適に遊びたい場合は、下記で掲載する真の推奨スペック以上のPCを選びましょう。
この項目では『MSFS』の推奨スペック・必要なグラボについて解説するので参考にしてください。
最低スペック・最低動作環境

このスペックでゲームは快適に遊べません…
CPU | Intel i5-4460 |
メモリ | 8GB |
GPU | NVIDIA GTX 770 |
『MSFS』の最低スペックは「GTX 770」が求められていますが、このスペックではゲーム起動ができても快適に遊べません。
現行では採用されていないGPUなので購入する機会はないと思いますが、中古で見つけても購入しないようにしましょう。
推奨スペック・推奨動作環境

より高いスペックだと将来性があります!
CPU | Intel i5-8400 |
メモリ | 16GB |
GPU | NVIDIA GTX 970 |
推奨スペックでは「GTX 970」が要求されていますが、公式の推奨スペックは画質設定がかなり低めに見積もられており、中画質でも30fps出せません。
現行で販売されているモデルで最も近いのが「GTX 1660 Super」を搭載した最安値ゲーミングPCですが、こちらでも快適には遊べないので、次に紹介するスペック以上のゲーミングPCを購入しましょう。
当サイトが考える真の推奨スペック

予算は17万円必要になります!
CPU | Core i5-13400F |
メモリ | 16GB |
GPU | GeForce RTX 4060 Ti 8GB |
『MSFS』を快適に遊びたい方は上記スペック以上のゲーミングPCを購入しましょう。
「RTX 4060 Ti」を搭載すると最高画質で平均60fpsで快適に遊べます。
最高画質では60fpsを下回る場面が多めなので、「RTX 4060 Ti」で遊ぶ場合は高~中画質がおすすめです。
常に最高画質で遊びたい場合「RTX 4070」以上のGPUを搭載しましょう。
用途別&価格別に紹介!
本格的に遊ぶならメモリは32GBにカスタムしておくと安心

公式の推奨スペックで最高画質で遊ぶ場合はメモリ32GBを要求しています。
メモリはストレージから読み込むデータをすぐに取り出せるように広げておくスペースであり、容量が大きくなると描画される景色を予め用意できるので、読み込み時間が短縮できます。
メモリが足りていないとデータ読み込みや描画に時間がかかるので、カクつきやフリーズの発生率が高くなります。
『MSFS』をプレイする場合、メモリを大きめに確保しましょう。
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『Microsoft Flight Simulator』VRモードの推奨スペック
CPU | Core i9-9900K |
メモリ | 32GB |
GPU | GeForce RTX 2080 Ti |
『MSFS』の推奨スペックは2世代前の最高スペックゲーミングPCが要求されています。
上記スペックはフルHD・最高画質時にギリギリ60fps乗らないスペックなので、VRモードを低~中画質で起動できるスペックです。
VRモード・高画質で遊びたい場合、現行の最高スペックである「RTX 4080」を搭載するとフレームレートが落ちず快適に遊べます。
VRモードを利用できるVRヘッドセット一覧
- Meta Quest 2
- HTC VIVE Pro 2
- PICO 4
- VALVE INDEX
『MSFS』のVRモードは、Oculus系・HTC/Valve系・Windows MR系と幅広いVRヘッドセットに対応しています。
VRを始めてプレイするという方には「Meta Quest 2」がおすすめです。
「Meta Quest 2」はVRヘッドセットの中でも手が出しやすい価格でありながら、性能が高くコスパに優れています。
『MSFS』はもちろん、ほとんどのVRゲームに対応しているVRヘッドセットなので他VRゲームを遊びたい場合でも安心して使えます。
『Microsoft Flight Simulator』グラボ別のfps値一覧・ベンチマークスコア
上記スコアは「Core i9-13900K」を搭載したPCでフルHD・最高画質時に測定したフレームレートです。
「RTX 4060 Ti」から平均フレームレートが60fps出ますが、高負荷時には60fpsを下回るので画質設定を下げる必要があります。
最高画質で遊びたい場合は「RTX 4070」以上のGPUを搭載していた方が、安定性が高いです。
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『Microsoft Flight Simulator』おすすめPC・推奨スペックに関するよくある質問
- メモリはどれくらいあれば遊べますか?
-
『MSFS』を遊ぶ場合、最低でもメモリ16GBを搭載しましょう。
予算がある場合32GBあれば動作が安定して快適に遊べます。
- VRAM容量は必要?
-
『MSFS』はVRAM使用量が大きいため8GB推奨です。
12GBあればフルHDで遊ぶ上で困りません。
- 公式推奨スペックちょうどのPCでプレイできますか?
-
公式推奨スペックのPCだと中画質・30fpsがギリギリ出せる程度なので、快適には遊べません。
- 『MSFS』のストレージ必要容量は?
-
ストレージは150GB以上の空き容量が必要です。
容量の大きいゲームなので、予めストレージを空けておきましょう。
用途別&価格別に紹介!
『Microsoft Flight Simulator』おすすめPC・推奨スペックのまとめ

記事のまとめはこちら!
- 『MSFS』を快適に遊ぶには最低でも17万円の予算が必要
- 常に最高画質で遊びたい場合「RTX 4070」搭載がおすすめ
- VRモードで遊ぶなら「RTX 4080」を使おう
『MSFS』は非常に重いゲームなので、最低でも「RTX 4060 Ti」を搭載するために17万円の予算が必要です。
最高画質で景色を楽しむ場合、「RTX 4060 Ti」では力不足なので「RTX 4070」を搭載しましょう。
VRモードでプレイする方は、フレームレートの低下を考慮して最高クラスの「RTX 4080」の搭載をおすすめします。
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