記事の要点はこちら!
VRコンテンツを楽しむためには最低でも17万円の予算が必要で、最安値のゲーミングPCでは快適に動作しません。
VRはVRAMの消費が大きいので、ハイパワーでVRAM容量が多いグラボが向いており、それに合わせたCPUも必要になってきます。
この記事では、VRにおすすめなゲーミングPCやVRに必要なスペック・グラボを詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてください。
モデル名 | 画像 | CPU | グラボ | 価格 |
---|---|---|---|---|
NEXTGEAR JG-A5G6T | Ryzen 5 4500 | RTX 4060 Ti | 約14万円 | |
NEXTGEAR JG-A7G7A | Ryzen 7 7700 | RTX4070Ti SUPER | 約30万円 | |
G-Tune FZ-I9G90 | Core i9-13900KF | RTX4090 | 約29万円 | |
G-Tune G-Tune E5-I9G70BK-A | Ryzen 7 7840HS | RTX4070 | 約28万円 |
用途別&価格別に紹介!
VRにおすすめゲーミングPC一覧
VRにおすすめゲーミングPC一覧こちら!
- 予算を抑えてVRゲームを楽しめる「RTX4060Ti搭載PC」
- VRChatを快適にプレイできる「RTX4070 Ti搭載PC」
- 最上級のスペックを持つ「RTX4090搭載PC」
- ノートPCでもVRコンテンツを楽しめる「RTX4070搭載ノートPC」
この項目ではVRにおすすめのデスクトップPCを3台、ノートパソコンを1台紹介していきます。
各モデルで遊べる環境や出力できる最大fps値が異なるため、自分の予算と相談しておすすめモデルをチェックしましょう。
なるべく安くVR用パソコンを買うなら「RTX4060Ti搭載PC」
NEXTGEAR JG-A5G6T
価格:154,800円
コスパ | |
スペック寿命の長さ | |
おすすめ用途 | ゲーミングPC初心者 コスパの高いモデル |
CPU | Ryzen 5 4500 |
グラボ | GeForce RTX 4060 Ti |
メモリ | 16GB |
ストレージ | 1TB NVMe SSD |
メリット・デメリット紹介
- コストパフォーマンスに優れているモデル
- VRゲームを快適に遊べるモデルの中では安価な部類
- 処理が重いVRゲームを遊ぶにはVRAMが心もとない
なるべく安く遊べるVR用ゲーミングPCを探している方には、「RTX4060Ti搭載PC」がおすすめです。
「RTX4060Ti搭載PC」はVR用ゲーミングPCの中では安価なモデルなので、VRゲーム初心者の方に最適です。
人気VRゲーム「Beat Saber」を最高画質の144fpsでプレイできる性能を持っており、処理が軽いVRゲームを快適に遊べます。
フルHD環境の少人数ルームであれば「VRChat」で144fpsを出力することも可能なので、設定次第で様々なVRゲームを楽しめます。
処理が重いVRゲームにはVRAMが心もとないので、処理が重いタイトルも遊びたい方は次以降のモデルを検討してみてください。
VRChat用に最適なスペックなら「RTX4070Ti SUPER搭載PC」
G-Tune JG-A7G7A
価格:299,800円
コスパ | |
耐用年数 | |
おすすめ用途 | ゲームやクリエイター用の ソフトを快適に動かしたい コスパを重視する |
CPU | Ryzen 7 7700 |
グラボ | GeForce RTX 4070 Ti SUPER |
メモリ | 32GB |
ストレージ | 1TB NVMe SSD |
メリット・デメリット紹介
- VRChatを大人数ルームでも快適にプレイできる
- 処理が重い最新ゲームを快適に遊べる
- グラボの性能に対してメモリの容量が少ない
VRChatを快適に遊べるゲーミングPCを探している方には、「RTX4070Ti SUPER搭載PC」がおすすめです。
「VRChat」を4Kで遊べる性能を持っており、シューティングワールドでも快適に動作します。
「RTX 4070Ti」を搭載しているので、「VRChat」を10人以上のルームでも60fps張り付きでプレイできます。
「Starfield」などの最新重量級タイトルも快適に遊べるスペックを持っており、将来性が高いです。
VRゲームや最新ゲームに向いている性能がありますが、グラボの性能に対してメモリの容量が少ないので増設するのがおすすめです。
最上級のスペックを持つモデルなら「RTX4090搭載PC」
G-Tune FZ-A9G90
価格:599,800円
コスパ | |
スペック寿命の長さ | |
おすすめ用途 | 現行最高級スペックを選びたい なるべく長く愛用できるPCが良い |
CPU | Core i9-13900KF |
グラボ | GeForce RTX 4090 |
メモリ | 64GB |
ストレージ | 2TB NVMe SSD |
メリット・デメリット紹介
- マウスコンピューターで販売されているPCの中で最も性能が高い
- VRゲームをプレイする上で困ることがなくなる
- 数年先まで最新ゲームを快適にプレイできる
- 他のゲーミングPCと比べても高価なモデル
ゲーミングPCの性能に一切の妥協を許さない方には、「RTX4090搭載PC」がおすすめです。
「RTX4090搭載PC」はBTOで販売されているPCの中でもかなりハイスペックなモデルで、様々なVRゲームを快適に遊べます。
4K解像度での「VRChat」を144fps張り付きでプレイできる性能があり、処理が重いVRゲームでも安定してプレイ可能です。
高スペックを要求している「Cyberpunk 2077」を4K解像度の平均120fpsでプレイ可能で、数年先まで最新タイトルをプレイできるスペックを持っています。
他のゲーミングPCと比べても高価なモデルですが、その分性能が高くなっているので、最上級クラスのゲーミングが欲しい方におすすめです。
ノートパソコンでVRを遊ぶなら「RTX4070搭載ノートPC」
G-Tune E5-I9G70BK-A
価格:349,800円
コスパ | |
スペック寿命の長さ | |
おすすめ用途 | 最新ゲームを最高画質でプレイ |
CPU | Core i9-14900HX |
グラボ | GeForce RTX 4070 |
メモリ | 32GB |
ストレージ | 1TB Gen4 SSD |
ディスプレイ | 240Hz 15.3型液晶 |
メリット・デメリット紹介
- ノートPCでもVRゲームをプレイできる
- 持ち運んで好きな場所でゲームを楽しめる
- 同価格帯のゲーミングPCと比べると性能が低い
VRゲームを楽しめるノートPCを探している方には、「RTX4070搭載ノートPC」がおすすめです。
「RTX4070」を搭載しているのでVRゴーグルも問題なく使用でき、VRゲームを快適にプレイできます。
「Beat Saber」などの処理が重すぎないVRゲームを、最高設定の144fps以上で楽しめます。
PC本体がコンパクトで持ち運べるので、好きな場所でゲームを楽しめるのも「RTX4070搭載ノートPC」の魅力の1つです。
同価格帯のゲーミングPCと比べると性能が低いですが、240Hzモニターを搭載しており、モニターやキーボードを購入する必要がない分コスパが良いです。
VRに推奨されるスペック・必要なグラボ
VRコンテンツを楽しむためには、最低でも「GTX 1060」以上のグラボが必要です。
しかし上記のスペックでは最低限VRコンテンツが起動するだけなため、快適に楽しむためには「RTX 4060 Ti 8GB」以上が必要です。
VRコンテンツにはグラボのパワーやVRAMが重要なので、この項目で解説している必要スペックを参考にしてみてください。
用途別&価格別に紹介!
推奨スペック・推奨動作環境
より高いスペックだと将来性があります!
CPU | Core i5-4590/Ryzen 1500 |
メモリ | 8GB RAM |
GPU | GTX 1060/Radeon RX480 |
大手VRゴーグルメーカーである「VIVE」の推奨スペックでは、上記のスペックが要求されていました。
同じく大手VRゴーグルメーカーである「Meta」でも同程度のスペックを要求していたため、VRでゲームを最低限プレイするためには上記のスペックが必要です。
ただし、上記のスペックは最低限VRゲームを起動するために必要なスペックなので、快適にプレイするためにはさらに上のスペックが必要です。
快適にVRゲームを楽しめるスペックが知りたい方は、次の項目に記載している真の推奨スペックを参考にしてみてください。
当サイトが考える真の推奨スペック
予算は17万円必要になります!
CPU | Core i5-13400F |
メモリ | 16GB |
GPU | RTX 4060 Ti 8GB/Radeon RX6800 16GB |
VRゲームを快適にプレイしたい方は、上記のスペックを参考にしてみてください。
VRゲームをプレイするためには、グラボの性能はもちろんのことVRAMの容量も重要です。
VRChatでも初期設定のホームに入室するだけでVRAMを3GBも消費するため、快適なプレイにはVRAMの容量が多いグラボを選ぶ必要があります。
「RTX 4060 Ti 8GB」はグラボの性能は高く快適に遊べるだけのパワーはありますが、処理が重いVRゲームには向いていません。
VRChatの大人数ルームのような処理が重いコンテンツを楽しみたい方には、16GB以上のVRAMのグラボがおすすめです。
用途別&価格別に紹介!
VRゲーム用PCはノートパソコンでも大丈夫?
ノートPCのメリット・デメリット
- キーボードやモニターを購入する必要が無い
- 持ち運んで好きな場所でゲームをプレイできる
- コンパクトなので置き場所に困らない
- VRAMの容量が少なく処理が重いVRゲームには不向き
- 排熱性能が低くデスクトップPCより寿命が短い
高性能なグラボを搭載したゲーミングノートPCであれば、VRゲームをプレイすることは可能です。
ゲーミングノートPCはキーボードやモニターを購入する必要がない分コスパが良く、なるべく予算を抑えてVRゲームを遊びたい方におすすめです。
コンパクトなので置き場所に困らず、持ち運んで好きな場所でゲームをプレイできるといったメリットもあります。
ただし、ノートPC用のグラボはVRAMの容量が少ないため、処理が重いVRゲームをプレイするには不向きです。
デスクトップ用グラボ | ノートPC用グラボ |
RTX 4090 24GB | RTX 4090 16GB |
RTX 4080 16GB | RTX 4080 12GB |
RTX 4070 12GB | RTX 4070 8GB |
RTX 4060 8GB | RTX 4060 8GB |
RTX 3080 10GB | RTX 3080 8GB |
RTX 3060 12GB | RTX 3060 6GB |
上記の表を見ていただくと分かるように、同スペックのGPUを搭載していてもノートPCではVARM容量が少なくなってしまうため、処理が重いVRゲームをやりたい方はデスクトップPCを選ぶようにしましょう。
また、ノートPCはファンが小さいため排熱性能が低く、デスクトップPCより寿命が短いといったデメリットもあるので注意が必要です。
用途別&価格別に紹介!
VR向けゲーミングPCの選び方・要点まとめ
選び方・要点はこちら!
- VRコンテンツはVRAMの消費が大きい
- グラボの性能にあったCPUを選ぶ
- メモリは16GB以上がおすすめ
- 予算は最低でも17万円以上を用意する
VRコンテンツはVRAMの消費が大きいので、VRAMに余裕があるグラボを選ぶようにしましょう。
グラボが非常に重要なコンテンツですが、ボトルネックにならないようにCPUの性能にも気を付ける必要があり、メモリ等も考慮すると最低でも17万円の予算が必要です。
この項目では、VRにおすすめのゲーミングPCの選び方を詳しく解説しています。
用途別&価格別に紹介!
VRコンテンツはVRAMの消費が大きい
VRゲームは、他のジャンルのゲームと比べてもVRAMの消費が大きいです。
ハイパワーのグラボであっても、VRAMの容量が少ないとVRゲームを快適にプレイできません。
タイトルによっては、RTX 2080 SUPER(8GB)よりスコアが低いRTX 3060(12GB)の方が高fpsを出力できます。
VRを快適に楽しみたい方は、プレイするタイトルに合ったVRAMの容量のグラボを選びましょう。
グラボの性能にあったCPUを選ぶ
VRゲームではグラボの性能が重視されていますが、CPUの性能も同じく重要になってきます。
ゲーミングPCはグラボとCPUのバランスが重要で、高性能のグラボと性能が低いCPUを組み合わせてもグラボの性能を十分に引き出せません。
グラボとCPUの性能差がありすぎて処理性能が落ちてしまう現象をボトルネックといい、この状態ではVRゲームを快適にプレイすることは不可能です。
VRゲームを快適にプレイするためには、グラボに見合った性能のCPUを選ぶ必要があります。
メモリは16GB以上がおすすめ
VRゲームを快適にプレイするためには、16GB以上のメモリがおすすめです。
最低限VRゲームを起動するだけであれば8GBでも問題ありませんが、他のプログラムを起動している場合は動作に影響を及ぼす可能性があります。
メモリの容量が多い程、作業やマルチタスクに余裕ができるので、メモリの容量は16GB以上のものを選びましょう。
予算は最低でも17万円以上を用意する
GALLERIA RM5C-R46T
価格:180,980円
コスパ | |
耐用年数 | |
おすすめ用途 | FPS入門・最新ゲーム |
CPU | Core i5-14400F |
グラボ | GeForce RTX 4060 Ti 8GB |
メモリ | 16GB |
ストレージ | 1TB NVMe SSD |
VRゲームを快適にプレイするためには、最低でも17万円以上の予算を用意しましょう。
17万円で購入できる「RTX4060Ti搭載PC」であれば、処理が重すぎないVRゲームを快適にプレイできます。
VRAMの容量が気になる方は、予算を36万円前後まで上げて「RTX4080搭載PC」を検討してみてください。
「RTX4080搭載PC」であれば、VRAMの容量も多く、様々なVRゲームを快適にプレイできます。
なお、VRゲームをプレイするためには、PCだけでなくVRゴーグルも必要になってくるので注意が必要です。
おすすめのVRゴーグルについては、次の項目で紹介しているので参考にしてみてください。
用途別&価格別に紹介!
VRゲーム用のおすすめVRゴーグルは?
- 音響システム付きの「Meta Quest 2」
- 4K解像度で楽しめる「DPVR-4D PRO」
- 本格的にVRゲームを楽しみたい方向けの「VRG-M02RBK」
VRゴーグルには様々な機種が存在し、モデルによって対応しているリフレッシュレートや解像度が異なります。
この項目では、VRゲーム用におすすめのVRゴーグルを3選紹介していきます。
臨場感あふれる音も楽しめる「Meta Quest 2」
- 音響システム搭載で臨場感のある音を楽しめる
- VRゴーグルの中では安価なモデル
「Meta Quest 2」は映像だけでなくサウンドも楽しむことができるVRゴーグルです。
音響システムを搭載しており、本格的な臨場感のある音質でVRゲームやコンテンツを楽しめます。
コストパフォーマンスに優れており、VRゴーグルの中では安価なモデルです。
「Meta Quest 2」は初めてVRコンテンツに触れる方や、VRゴーグル初心者の方におすすめとなっています。
VRで高画質のコンテンツを楽しめる「DPVR-4D PRO」
- 4K解像度に対応しており高画質のVRコンテンツを楽しめる
- 軽量設計で長時間使用しても疲れない
VRコンテンツの画質にこだわりがある方には、「DPVR-4D PRO」がおすすめです。
「DPVR-4D PRO」は4K解像度に対応したVRゴーグルで、VRで動画を楽しみたい方に最適です。
リフレッシュレートも70Hzまで対応しているので、滑らかな映像を体験できます。
重量が410gと軽量設計なので、長時間VRゴーグルを使用したい方にもおすすめです。
高性能なオールインワンVRヘッドセット「HTC VIVE Focus 3」
- リフレッシュレート90Hzに対応している高性能VRゴーグル
- バランスが良く安定感のある着け心地
高性能なVRゴーグルを探している方には、「HTC VIVE Focus 3」がおすすめです。
「HTC VIVE Focus 3」はリフレッシュレート90Hzに対応しており、高解像度で滑らかなVR映像を楽しめます。
性能が高い分本体が重めですが、バランスが良く設計されているため安定した装着感になっています。
フェイスクッションや後頭部を支えるパッドを簡単に取り外せるので、清掃がしやすいのも特徴の1つです。
VRにおすすめゲーミングPC・推奨スペックに関するよくある質問
- VR用のPCに必要なスペックは?
-
「GTX 1060」があれば最低限動作しますが、快適に楽しむためには「RTX 4060 Ti 8GB」がおすすめです。
- VRゲームはノートPCでもプレイできる?
-
高性能なゲーミングノートPCであればプレイできますが、デスクトップPCより性能は劣ります。
- VRコンテンツにおすすめのメモリは?
-
8GBでも動作しますが、快適に楽しむためには16GBがおすすめです。
VRにおすすめゲーミングPC・推奨スペックのまとめ
記事のまとめはこちら!
- VRコンテンツはVRAMの消費が大きいのでVRAM容量を確保する。
- 予算を抑えて快適に楽しむためには「RTX4060Ti」がおすすめ。
- 予算は最低でも17万円以上が必要。
VRコンテンツはVRAMの消費が大きいので、VRAM容量が多いグラボを選ぶようにしましょう。
予算を抑えてVRコンテンツを楽しみたい方には「RTX4060Ti」がおすすめで、予算は最低でも17万円必要です。
用途別&価格別に紹介!