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RTX4070は2023年発売の最新世代RTX40シリーズのミドルクラスグラボです。
この記事では、RTX4070の性能や他のグラボとの性能比較を詳しく解説していきます。
RTX4070搭載おすすめモデルも紹介しているので、RTX4070搭載ゲーミングPC選びの参考にしてください。
RTX4070の性能・スペックやベンチマーク
GPU名称 | GeForce RTX4070 |
NVIDIAアーキテクチャ名 | Ada Lovelace |
NVIDIA CUDA コア | 5888 |
ブースト クロック (GHz) | 2.48 |
標準メモリ構成 | 12 GB GDDR6X |
メモリインターフェイス幅 | 192 ビット |
レイトレーシング コア | 第 3 世代 |
Tensorコア | 第4世代 |
ベースクロック(MHz) | 2310 |
ブーストクロック(MHz) | 2700 |
最大解像度 リフレッシュ レート | 4K 240Hz 8K 60Hz |
平均消費電力 (W) | 186 |
総グラフィックス パワー (W) | 200 |
発売日 | 2023/4 |
最新世代のRTX4070はフルHD・最高設定やWQHDでのゲームプレイに最適です。
RTX4060Tiよりも全体的にスペックが増強されてより高い性能を発揮します。
メモリは12GBが標準で、4Kの動画編集や3Dモデリングなどクリエイティブな作業にも余裕をもって対応可能です。
RTX4060Tiでは厳しかった4Kでのゲームも、RTX4070ならプレイできます。
ミドルクラスで価格は約9万円程度~と高額で、必要となる電源容量も大きい点には注意してください。
RTX4070のベンチマーク
RTX4070ならフルHDで100fpsを下回ることはありません。
重量級ゲームから最新ゲームまでどのようなゲームでも高フレームレートで快適に遊べます。
フルHDモニターの場合は、必ず144Hz以上のゲーミングモニターを用意しましょう。
フルHD&高フレームレートで遊びたい方に最適なグラボです。
RTX4070でできること・できないこと
- フルHDやWQHDでの高フレームレート
- レイトレーシングとDLSS
- 高画質配信・AV1エンコード
- マルチモニター最大4台
- 高設定・高フレームレートでの4Kゲーム
- NVIDIA SLIなどのマルチGPU
- コンパクトなケースに入らない
RTX4070はフルHD・最高設定やWQHDで高フレームレートでのゲームプレイを楽しめます。
最新技術のDLSSを使用すれば、4Kでも60fps以上で快適に遊べます。
RTX3070やRTX4060よりもメモリ容量が多く、4K動画編集やVRゲームなどでも活躍してくれます。
配信も得意で、4Kでのゲーム配信でもコマ落ちがほとんど無く高画質で安定して配信できます。
しかし、4Kかつ高設定&高フレームレートでのゲームプレイは困難です。
一般人には不要ですが、マルチGPUにも非対応です。
以上のことから、RTX4070はフルHD&WQHDでのゲームやクリエイティブな作業をしっかりと行う方におすすめです。
4Kで主にゲームする方にはフレームレートが安定しない可能性が高く、コンパクトなPCケースを使いたい方にはサイズが大きいため、おすすめできません。
RTX4070の性能比較
GPU | 3DMARK | TGP | メモリ | 価格 |
---|---|---|---|---|
RTX4090 | 36298 | 450W | 24GB | $1,599 |
RTX4080 | 28098 | 320W | 16GB | $1,199 |
RTX4070Ti | 22597 | 285W | 12GB | $799 |
RTX4070 | 17214 | 200W | 12GB | $599 |
RTX4060Ti | 13375 | 140W | 8GB/16GB | $399 |
RTX4060 | 10339 | 110W | 8GB | $299 |
RTX 4070はメモリ数やNVIDIA CUDAコアがRTX4060よりさらに増加されており、3DMARKのスコアは約1.7倍です。
その分消費電力も増加していますが、ワット数に対するパフォーマンスは改善されています。
RTX 4070はRTX 40シリーズの中でもミドルクラスに位置付けられています。
ミドルクラスで価格はやや高めですが、最新技術に対応かつ高性能のため長期間使用できるグラボです。
フルHDやWQHDで設定を下げずに快適なゲームライフを送りたい方、4Kでもゲームを楽しみたい方におすすめです。
RTX4070の評価・レビュー
- ワットパフォーマンスが高い
- WQHDで快適な性能
- コスパが良い
- 値段が高い
- 本体サイズが大きい
RTX4070の良い評判は性能やワットパフォーマンスの高さが目立っています。
WQHDで非常に快適に遊べる性能があり、性能を考えるとコスパも悪くありません。
一方で、値段の高さ・サイズの大きさについての悪い評判が多く見られます。
RTX4070は約9万円~でエントリークラスより高額ですが、5年程度は使えるため頻繁な買い替えが必要ありません。
購入する際は割引額が大きいセール時期での購入がおすすめです。
自作PCを組む際にはPCケースの対応グラボサイズをしっかりと確認して、入るかどうか判断しましょう。
RTX4070を搭載するゲーミングPCのおすすめモデル
RTX4070搭載ゲーミングPCの性能は、グラフィックに妥協したくない方にとって最適です。
さまざまなBTOメーカーから多彩なモデルが販売されているので、用途や予算に応じたモデルを選びましょう。
この項目では人気BTOメーカー「マウスコンピューター」から、おすすめのゲーミングPCを1つ、デバイスセットを1つ紹介します。
- 初心者でも使いやすいモデルであること
- 短期でなく長期で使えること
- 各モデル帯の中でもコスパの高いモデルを選出
この1台で全部できる「G-Tune G-Tune E5-I9G70BK-A」
G-Tune E5-I9G70BK-A
価格:349,800円
コスパ | |
スペック寿命の長さ | |
おすすめ用途 | 最新ゲームを最高画質でプレイ |
CPU | Core i9-14900HX |
グラボ | GeForce RTX 4070 |
メモリ | 32GB |
ストレージ | 1TB Gen4 SSD |
ディスプレイ | 240Hz 15.3型液晶 |
メリット・デメリット紹介
- ゲームもクリエイティブな作業もできるCPU性能
- 240Hzモニター対応
- Dolby Atmos対応スピーカー
- 外部出力は最大4K・60fps
- デスクトップ用よりグラボの性能が低い
ゲームからクリエイティブな作業まで1台で全てできるゲーミングノートPCなら「G-Tune G-Tune E5-I9G70BK-A」がおすすめです。
CPUとグラボ以外の性能も高く、メモリ32GBでSSD1TB搭載で普段使いで困ることがない性能です。
搭載モニターはフルHD・240Hz対応で、FPSゲームなどでRTX4070の性能をしっかりと発揮できます。
スピーカーには映画館等で使用される立体感あふれる音響技術Dolby Atmosに対応しており、エンタメも楽しめます。
最新規格のWi-Fi6Eをしっかりと搭載しているため、ゲームのダウンロードが高速に行えます。
外出先でもゲームがしたい方やデスクトップPCを置く場所はないけど性能に妥協したくない方におすすめです。
周辺デバイスも一度に揃えるなら「DG-I7G70(RTX 4070搭載セットモデル)」
G-Tune DG-I7G70(スターター5点セット)
価格:319,800円
コスパ | |
耐用年数 | |
おすすめ用途 | ゲーミングPC初心者 ゲーミングデバイスも揃えたい |
CPU | Core i7-14700F |
グラボ | GeForce RTX 4070 SUPER |
メモリ | 32GB |
ストレージ | 1TB Gen4 SSD |
セット内容 | モニター:iiyama G-MASTER(165Hz) マウス:Logicool G304 キーボード:Logicool G213r ヘッドセット:Logicool G431 |
メリット・デメリット紹介
- 27万円でゲーム環境が完成する
- 165Hz IPS・フルHDモニター
- 配信や動画編集なども可能
- デバイスにこだわりがある方には不向き
- SSDが500GBしかない
これから周辺ゲーミングデバイスを揃えるなら「DG-I7G70(RTX 4070搭載セットモデル)」がおすすめです。
高性能ゲーミングPC本体に加えて、マウスやキーボードなどゲームをする際に必要なデバイスが全て揃います。
周辺デバイスはプロゲーマーからも信頼されている「Logicool」製品で、安心して使用できます。
フルHD・165Hzモニターもセットなので、どんなゲームも高フレームレートでプレイ可能です。
本体は「G-Tune DG-I7G70」ですがメモリやSSD容量が少なく、CPUクーラーが水冷式から空冷式に変更されているので注意してください。
WQHDでのゲームプレイを考えていない方や初めてPCでゲームをする方におすすめです。
RTX4070の性能・スペックに関するよくある質問
- RTX4070はどのようなゲームに向いていますか?
-
フルHDやWQHDでのゲームプレイに向いています。
100fps以上の滑らかな映像でゲームを快適にできます。
- RTX4070は4Kでゲームできますか?
-
設定を下げたり、DLSSを使用したりすると快適にプレイできます。
- RTX4070で動画編集などクリエイティブな作業はできますか?
-
4Kの動画編集や3Dモデリング、配信など幅広く対応可能です。
- RTX 4070はレイトレーシングに対応していますか?
-
RTX 4070は第3世代のレイトレーシングコアを搭載しており、よりリアルな光の反射や影を実現できます。
- RTX 4070の消費電力はどれくらいですか?
-
平均消費電力は 200Wです。
一部のモデルでは補助電源コネクタが8ピンケーブル1本で済みます。
RTX4070の性能・スペックまとめ
記事のまとめはこちら!
- RTX4070はフルHDやWQHDでのゲームプレイに最適
- RTX4070搭載PCは約27万程度の予算が必要
- グラフィックに妥協したくない方や高フレームレートで遊びたい方におすすめ
RTX4070は、フルHDモニターやWQHDモニターでゲームする方に最適なグラボです。
価格は約27万円と高価ですが、グラフィック性能を妥協せずにゲーム環境にこだわりたい方におすすめです。
ゲーミングPCとして今後5年程度は使えるスペックなので、長く使いたい人もRTX4070を検討してみてください。