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RTX4090は2022年に発売された最新世代RTX40シリーズのハイエンドグラボです。
この記事ではRTX4090の性能比較や他のグラボとの性能比較はもちろん、安く買う方法やRTX4090の消費電力についても詳しく解説していきます。
RTX4090搭載おすすめモデルも紹介しているので、RTX4090搭載ゲーミングPC選びの参考にしてください。
RTX4090の性能やベンチマーク
GPU名称 | GeForce RTX 4090 |
NVIDIAアーキテクチャ名 | Ada Lovelace |
NVIDIA CUDA コア | 16384 |
ブースト クロック (GHz) | 2.52 |
標準メモリ構成 | 24 GB GDDR6X |
メモリインターフェイス幅 | 384 ビット |
レイトレーシング コア | 第 3 世代 |
Tensorコア | 第 4 世代 |
ベースクロック(MHz) | 2235 |
ブーストクロック(MHz) | 2520 |
最大解像度 リフレッシュ レート | 4K 240Hz 8K 60Hz |
平均消費電力 (W) | 315 |
総グラフィックス パワー (W) | 450 |
発売日 | 2022/10 |
RTX4090なら4K・高フレームレートでのゲームプレイが可能です。
RTX40シリーズの最高峰であり、現状で最高のスペックを持っています。
動画エンコードを行う第 8 世代 NVIDIA Encoder を2基搭載することでクリエイティブな作業にも最適です。
しかし、価格は30万円以上と非常に高額であり、大きな電源容量が必要な点には注意しましょう。
RTX4090のベンチマーク
RTX4090は重量級ゲームから最新ゲームまで、4K解像度でも高フレームレートで快適に遊べます。
基本的に、どんなに重いゲームであっても快適にプレイできます。
全ての解像度で60fpsを簡単に超えるため、必ず144Hz以上のゲーミングモニターを用意しましょう。
性能に妥協したくない方に最適のグラボです。
RTX4090でできること・できないこと
- VR・4Kでの高フレームレート
- 大規模な3Dモデリングや8Kの動画編集
- 高画質配信・AV1エンコード
- 高解像度のマルチモニター
- 小型ケースの採用
- 省電力化
- 古いパーツの使用
- 低予算での購入
RTX4090はVR・4Kでの高フレームレートやレイトレーシングなど最新グラフィック技術の活用が可能です。
クリエイティブな作業でも大規模な3Dモデリングや8Kの動画編集も楽々とできます。
ただし、高価格かつサイズが大きいので、低予算や小型のPCケースへの搭載は不可能です。
よって、RTX4090は高いグラフィック性能を求めるゲーマーやクリエイティブな作業を行うプロの方におすすめです。
予算が限られている方やコンパクトなPCケースを使用したい方にはおすすめできません。
RTX4090の性能比較
GPU | 3DMARK | TGP | メモリ | 価格 |
---|---|---|---|---|
RTX4090 | 36298 | 450W | 24GB | $1,599 |
RTX4080 | 28098 | 320W | 16GB | $1,199 |
RTX4070Ti | 22597 | 285W | 12GB | $799 |
RTX4070 | 17214 | 200W | 12GB | $599 |
RTX4060Ti | 13375 | 140W | 8GB/16GB | $399 |
RTX4060 | 10339 | 110W | 8GB | $299 |
RTX4090はRTX40シリーズで最高性能のグラボであり、そのスペックは文句なしでトップです。
全ての点においてトップの性能であり、前シリーズからワットパフォーマンスも改善されています。
価格が30万円以上と非常に高額ですが、長期間使用できるだけのスペックを持っています。
4K・高フレームレートでのゲームや重い処理が必要なクリエイティブな作業に最適なグラボです。
予算が高くても最高の性能を求める方や長くグラボを使いたい方におすすめです。
RTX4090の評価・レビュー
- VR・4Kゲームが高画質・高フレームレート
- AIイラスト生成が高速
- 長期間使用できる
- 価格が高い
- サイズが大きい
- 消費電力が大きい
RTX4090の良い評判はAIのイラスト生成やVR・4Kでのゲームプレイの快適さが目立ちます。
性能が高い分、買い替えの必要がなく長期間使用できる点も評価されています。
一方で、価格が高くサイズが大きい点、消費電力が高い点はデメリットです。
ドレスアップのため社外ケーブルを使うと動作が安定しない可能性があるので、純正ケーブルの使用を推奨します。
BTOでの購入や自作ではPCケースの対応グラボサイズをしっかりと確認すれば、サイズの大きさも気になりません。
RTX4090を搭載するおすすめモデル
RTX4090搭載ゲーミングPCの性能はトップクラスです。
価格もトップクラスで多くのBTOメーカーから多彩なモデルが販売されており、用途に合ったモデル選びが重要です。
この項目では人気BTOメーカー「マウスコンピューター」から、おすすめのゲーマー向けPCを1つ、クリエイター向けPCを1つ紹介します。
- 初心者でも使いやすいモデルであること
- 短期でなく長期で使えること
- 各モデル帯の中でもコスパの高いモデルを選出
ゲームに一切の妥協なし「G-Tune FZ-A9G90」
G-Tune FZ-A9G90
価格:599,800円
コスパ | |
スペック寿命の長さ | |
おすすめ用途 | 現行最高スペック 長く愛用できるPCが良い |
CPU | Ryzen 9 7900X |
グラボ | GeForce RTX 4090 |
メモリ | 64GB |
ストレージ | 2TB NVMe SSD |
メリット・デメリット紹介
- ゲーマー向けの最強スペック
- 最新ゲームを4K・レイトレーシングONで快適に遊べる
- VTuber配信など重たい処理も余裕
- クリエイティブな作業も快適
- 価格が高い
- 4K・144Hz以上のモニターが必要
ゲーム環境に一切妥協したくないなら「G-Tune FZ-A9G90」がおすすめです。
Ryzen9とRTX4090にメモリ64GB、SSD2TBと今考えられる最強スペックで、どんなゲームでも4Kやレイトレーシングを快適に楽しめます。
非常に重たい動画編集や3Dモデリングにも対応可能で、高負荷なVTuber配信もこの1台だけで高画質配信ができます。
DVDドライブも標準で搭載されているのでメディア再生や特殊なソフトのインストールも可能です。
保証が3年間あり、今後5年以上は確実に第一線で活躍してくれます。
価格は気にせず、最高のゲーム環境が欲しい方やプロゲーマー・配信者におすすめです。
クリエイター向けの最高PC「DAIV FM-A9G90」
DAIV FM-A9G90
価格:619,800円
コスパ | |
耐用年数 | |
おすすめ用途 | 4K動画編集やAI画像生成など クリエイター用に最適 |
CPU | Ryzen 9 7900X |
グラボ | RTX 4090 |
メモリ | 64GB |
ストレージ | 2TB NVMe SSD |
メリット・デメリット紹介
- クリエイター向けの最強スペック
- 拡張性が非常に高い
- キャスターとハンドル付きで動かしやすい
- ゲームも最高環境でプレイできる
- 価格が高い
- フルタワーでサイズが大きい
最高の作業環境を求めるなら「DAIV FM-A9G90」がおすすめです。
マウスコンピューターが提供しているDAIVはクリエイター向けのシリーズで、その中でもフラグシップモデルです。
4Kや8Kの動画編集やAIイラスト生成、VR・3Dモデリング等どんな作業でも快適に行える性能を持っています。
専用のPCケースは拡張性が高く、グラボ2枚や240mm水冷2基、ATXマザーボードより大きいEATXマザーボードに対応可能です。
作業環境を変える際には、キャスターとハンドル付きで簡単にPCを移動させられます。
非常に重い作業を行うプロのクリエイターにおすすめです。
RTX4090搭載PCを安く買うには?
RTX4090搭載PCを安く買うには、BTOパソコンショップでの購入がおすすめです。
BTOショップでは、コスパが良く品質も高いゲーミングPCが販売されています。
パーツの選択肢は自作に比べると少なめですが、気にすべきサイズや電源容量、パーツ相性などをBTOショップが確認しているので安心して購入できます。
定期的に開催されるセールでは、価格の高いRTX4090搭載PCは数万円安くなります。
さらに自作PCと異なり、BTOパソコンショップで購入すれば手厚い保証があり、不具合も本体を送るだけで修理可能です。
RTX4090の中古PCは購入しても良い?
- 製品の状態や寿命が不明
- 保証が限られているか、ない場合がある
- 性能が劣化している可能性がある
RTX4090を搭載した中古PCを購入する場合、上記のリスクを十分に理解した上で検討しましょう。
中古PCはマイニングや長時間の連続使用などで酷使されて性能の劣化や寿命が短いなどの問題があるため、おすすめは新品の購入です。
新品の場合は製品の状態が間違いなく良く、初期不良でも対応可能な長期間の保証が付いています。
性能もしっかりと発揮できるので長期間安心して使用できます。
RTX4090の消費電力はどれくらい?
GPU | 平均消費電力(W) |
---|---|
RTX4090 | 315 |
RTX4080 | 251 |
RTX4070 SUPER | 200 |
RTX4060Ti | 140 |
RTX4060 | 110 |
RTX4090は他のGPUと比較して平均消費電力が高いですが、性能は非常に優秀です。
1時間あたりの電気代は、消費電力(W)÷1,000×電気料金単価(約31円)で求められます。
RTX4090のGPU単体で考えると、1時間で約9.8円ほどの電気代がかかります。
平均消費電力はRTX4080やRTX4070 SUPERと比べて圧倒的に高いですが、消費電力に見合う高い性能を発揮します。
結果として総合的なコスパでは非常に優れています。
ただし、他のモデルでは通常の8ピンや6ピンコネクタを使用している補助電源ピンがRTX4090は12ピンです。
そのため、12ピンや高い消費電力に対応するために高性能な電源ユニットが必要です。
RTX4090の性能・スペックに関するよくある質問
- RTX4090はどのようなゲームに向いていますか?
-
どんなゲーム、解像度でも快適にプレイできます。
4KやVR、レイトレーシングなどを使用しても高フレームレートで遊べます。
- RTX4090でクリエイティブな作業はできますか?
-
最高性能を持っているため、できない作業はありません。
プロレベルでも対応可能です。
- RTX4090はAIイラスト生成ができますか?
-
AIイラストの生成スピードは現状で最速です。
RTX4080と比べても約2倍高性能で、最高のコスパです。
- RTX 4090の消費電力はどれくらいですか?
-
平均消費電力は315Wです。
詳しくはRTX4090の消費電力はどれくらい?で解説しています。
補助電源コネクタは12ピンのため、古い電源には対応していないので注意してください。
- RTX4090は今後発売されるゲームでも使えますか?
-
現状でもオーバースペック気味のため、今後発売されるゲームにも余裕で対応可能です。
長期間安心して使用できます。
RTX4090の性能・スペックまとめ
記事のまとめはこちら!
- RTX4090はどんなゲームでも快適
- RTX4090搭載PCは約60万円程度の予算が必要
- VRや4Kでゲームをする方やプロのゲーマー・クリエイターにおすすめ
RTX4090は最高性能のグラボで、4KやVRゲームを快適に楽しめます。
RTX4090搭載のPCは約60万円程度の予算が必要ですが、その性能はプロのクリエイターや最高レベルのゲーム環境を求める方にはおすすめです。
現時点の性能だけでなく、長期間使える将来性も踏まえてRTX4090は高い価格に見合ったグラボです。
以下ではRTX40シリーズを含むゲーミングPCの最新セール情報をまとめていますので、こちらも参考にしてください。