Vtuberが使っているPCのスペック・グラボまとめ VtuberデビューにおすすめなPCも紹介!

Vtuber PC スペック
管理人

記事の要点はこちら!

Vtuber配信では単にゲームを配信するだけでなく、2D/3Dモデルも動かす必要があるのでミドルスペック以上の高性能なゲーミングPCが必要になります。

有名Vtuberの方が使っているPCスペックは購入時期によってバラバラですが、多くの方が購入時点でのハイエンドモデルを選択しています。

数年先のゲームにも対応できるようにスペックに余裕を持たせて、PCを長く使う方が多いようです。

この記事では人気Vtuberが使っているPCのスペックや、Vtuber用のパソコンに必要なスペックについて詳しく解説しています。

Vtuber活動に興味がある方は是非参考にしてみてください。

用途別&価格別に紹介!

目次

人気Vtuberが使っているPCのスペック・グラボ一覧

人気Vtuberの方たちが使っているPCは現行のスペックに換算すると予算が18万円~60万円ほどです。

ただ、購入当時の金額では30万円以上と推測されるため、人気Vtuberの方たちは最初からハイエンドモデルを購入して長く使用する方が多いようです。

ゲーミングPCは低めの価格帯なら12~15万円ほどで購入できますが、Vtuber配信では一般的なゲーミングPCよりも重視したいパーツが多いので少し多めの予算が必要です。

可能であれば20万、かなり切り詰めたとしても17万円は最低ラインとして確保しておきたいです。

※各Vtuberの情報は2023年9月30日時点の情報を掲載しています。

ホロライブ所属VtuberのPCスペック一覧

Vtuber名グラボCPUメモリ
兎田ぺこらRTX 3080Ryzen9 5950X64GB
戌神ころねRTX 2080 SUPERCore i9-9900KF
大空スバルRTX 3080TiCore i9-11900KF
さくらみこRTX 2080 TiCore i9-10900K
白上フブキRTX 2080 SUPERCore i9-9900K
白銀ノエルRTX 3080 TiCore i9 10700K32GB
宝鐘マリンRTX 3080Ryzen 9 5900X32GB
星街すいせいRTX 3070Ryzen7 5800X
湊あくあRTX 3080Ryzen 9 5950X
猫又おかゆRTX 2080 TiRyzen9 3950X

にじさんじ所属VtuberのPCスペック一覧

Vtuber名グラボCPUメモリ
アンジュ・カトリーナRTX 3090Core i9-12900K32GB
壱百満天原サロメRTX 3070 TiCore i9-12900KF
イブラヒムRTX 3090Core i9-10940X32GB
叶(かなえ)RTX 4090Core i9-13900KS64GB
葛葉RTX 4090Core i9-13900K32GB
笹木咲RTX 2080 TiCore i9-9900KF
不破湊RTX 2080 TiCore i9-9900K
星川サラRTX 3090Ryzen 9 5900X
本間ひまわりRTX 3080Core i9-12900K64GB
リゼ・ヘルエスタ RTX 2080Core i9-9700F

その他事務所所属・個人勢VtuberのPCスペック一覧

Vtuber名グラボCPUメモリ
一ノ瀬うるはRTX 3080Ryzen 9 5900X
胡桃のあRTX 3070Core i9-12900K32GB
小森めと RTX 3070Core i9-12900K32GB
花芽すみれ RTX 3070Core i9-12900K32GB
渋谷ハルRTX 4090Core i9-13900KF
橘ひなのRTX 3070Core i9-12900K32GB

Vtuber用のパソコンはゲーミングPC or クリエイターPCが必要

Vtuber用のパソコンに必要なスペックはこちら!

  • グラボは「RTX 4060 Ti」以上がおすすめ
  • CPUは最低でも最新のCore i5、予算に余裕があればCore i7以上がおすすめ
  • 2D/3Dモデルとトラッキングデバイスも必要

Vtuber配信ではCPUとグラボ共にミドルスペック以上が必要で、予算は最低でも17万円程必要です。

また、PC本体とマイクがあれば最低限の配信はできますが、Vtuber配信では2D/3Dモデルの作成、モデルのトラッキング機材などの費用が別でかかります。

一般的な配信よりもかなりお金が必要なので、予算は多めに見積もっておきましょう。

PCゲームをしつつ2D/3Dモデルを動かすには17万円の予算が必要

CPUIntel第13世代Core i5以上
AMD Ryzen 7 直近3世代以内
グラボRTX 4060 Ti~
メモリ32GB

Vtuber向けのPC選びでは最低でも17万円程の予算が必要なります。

Vtuber活動では最新のゲームも含めた幅広いタイトルに対応したいので、グラボは現行のミドルスペックである「RTX 4060 Ti」以上がおすすめです。

「RTX 4060 Ti」を搭載したゲーミングPCは約14万円から購入できますが、最安値モデルのCPUとメモリはVtuberとして活動するにはややスペック不足です。

ゲーム配信をしつつVtuberのモデルも動かすには最新のCore i5以上がおすすめです。

配信活動ではCPUへの投資が無駄になりづらいので、予算に余裕があるならCore i7以上も検討してみてください。

メモリは64GBは必要ありませんが、16GBではメモリ不足になる可能性が高いので、32GBへのアップグレードをおすすめします。

モデルの作成、VRデバイスなど通常の配信よりもお金がかかる

3Dモデル10万~50万円
2Dモデル5万円~15万円
トラッキングデバイスwebカメラ 5,000円~
VRデバイス 5万円~
アバターソフト1年で3,000円~
モデルの制作費用は個人に依頼した場合

Vtuber配信では2D/3Dモデルの作成費用とモデルに自分の動きを反映させるためのトラッキングデバイスの購入費用が必要になります。

トラッキングデバイスはwebカメラを使う方法とVRデバイスを使う方法があります。

VRデバイスを使用する場合は5万円以上の予算が必要です。

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モデルの作成費用は個人に依頼した場合、3Dモデルで10~50万円程、2Dは5~15万円程が相場です。

ただし、モデルのデータだけでVtuberとして活動することはできません。

モデルを動かすソフトに対応させたり、表情や動きを付けるための専門的な知識も必要になります。

こうしたオプションが費用に含まれているのかは誰に依頼するのかで違いがあり、自前で用意できる部分があればその分安くなることもあります。(例えば3Dモデルの場合、元となるイラストがあれば安くなります)

モデルの作成は注文して終わりではなく、制作者の方との綿密なコミュニケーションが必要で、値段も依頼に応じて大きく変動するので相場はあくまで参考値です。

クラウドソーシングサイトココナラ
大手Vtuber用コンテンツ制作会社G-Angle

VtuberデビューにおすすめなゲーミングPC

おすすめモデルの特徴はこちら!

この項目ではVtuberとして活動するためのスペックを満たしているおすすめゲーミングPCを紹介していきます。

どのモデルでもVtuberデビューが可能ですが、自分の遊びたいゲームのスペック・耐用年数などから予算と相談してモデルを選びましょう。

おすすめモデルの選定基準は?
  • 信頼できるメーカーのモデルであること
  • 推奨スペックを超えていて、短期でなく長期で使えること
  • 各モデル帯の中でもコスパの高いモデルを選出

なるべく安くVtuberデビューするなら「RTX4060Ti搭載PC」

GALLERIA RM5C-R46T

価格:169,980円

コスパ
耐用年数
おすすめ用途FPS入門・最新ゲーム
CPUCore i5-13400F
グラボGeForce RTX 4060 Ti 8GB
メモリ16GB
ストレージ1TB NVMe SSD

メリット・デメリット紹介

  • これからVtuberを始める方でも手を出しやすい価格
  • 「Apex Legends」などの人気ゲームを快適に配信可能
  • 最新の重量級ゲームを配信するにはややスペック不足
  • メモリー容量が少ないのでアップグレードを推奨

Vtuberとしての活動を始めたいけど予算は抑えたいという方は「RTX4060Ti搭載PC」がおすすめです。

「Apex Legends」や「Minecraft(シェーダーあり)」などの人気ゲームを快適に配信可能なスペックです。

また、配信やVtuberのモデルを動かしていない状態なら最新のゲームでも十分に遊べます。

まずは2Dモデルでの配信から始めてみたいという方や、ゲームはしっかり遊びたいけど配信にそこまでお金はかけられないという方におすすめのモデルです。

最新ゲームも快適に遊べるスペック「RTX4070搭載PC」

G-Tune DG-I7G70

価格:259,800

コスパ
耐用年数
おすすめ用途最新ゲームを快適に楽しみたい
CPUCore i7-13700F
グラボGeForce RTX 4070
メモリ32GB
ストレージ1TB NVMe SSD

メリット・デメリット紹介

  • 「Starfield」のような最新ゲームでもカクつかずに配信可能
  • 価格と性能のバランスが良い高コスパモデル
  • CPUも高性能なので複雑な配信でも安心
  • 機材含めて30万円近くの予算が必要になる

コスパとスペックを両立したい方には「RTX4070搭載PC」がおすすめです。

「Starfield」のような重いゲームでもカクつかずに配信出来るスペックながら、現行では最もコスパの高いグラボが搭載されているので非常にバランスの良いモデルです。

CPUも高性能なので複雑なモデルを使った配信もしっかりとこなせます。

今後3年は最新のタイトルでもスペック不足にならないので、話題のゲームをいち早く配信したいというVtuberのニーズにしっかりと応えてくれます。

VRChatなどVRゲームを最大限楽しむなら「RTX4090搭載PC」

G-Tune FZ-A9G90

価格:599,800

コスパ
耐用年数
おすすめ用途現行最高級スペックを選びたい
なるべく長く愛用できるPCが良い
CPURyzen 9 7900X 
グラボGeForce RTX 4090
メモリ64GB
ストレージ2TB NVMe SSD

メリット・デメリット紹介

  • 現行でトップのハイエンドスペック
  • VRゲームでも快適に配信可能なほどマシンパワーが高い
  • 有名配信者と同等のスペックで長く使える
  • 軽いゲームしか配信しないならオーバースペック

スペックを妥協せずに理想の環境で配信したい方には「RTX4090搭載PC」がおすすめです。

現行ではトップクラスの性能を誇るグラボが搭載されているので、普通の配信活動でストレスを感じることは全くありません

VRゲームのような通常のゲーミングPCでは配信が難しいジャンルでも快適に配信可能です。

有名配信者の中には4、5年前にこの価格帯のPCを購入して、今でも愛用の配信機材として使われている方が多くいます。

ゲーミングPCとしては非常に高価ですが、長期的に見ればその価値は十分にあります

ノートパソコンでハイスペック「RTX4070搭載ノートPC」

Lenovo Legion Pro 5i

価格:236,500円

コスパ
耐用年数
おすすめ用途最新ゲームを最高画質でプレイ
CPUCore i7-13700HX
グラボGeForce RTX 4070 8GB
メモリ16GB
ストレージ1TB NVMe SSD
ディスプレイ240Hz 16インチ WQXGA非光沢

メリット・デメリット紹介

  • ノートパソコンでもVtuber配信が十分にできるスペック
  • 最新ゲームや3Dモデルを使った配信でも快適
  • 初期投資が抑えられる
  • Vtuber配信ではノートパソコンの利点を活かしづらい

ノートパソコンでもVtuber活動がしたい方には「RTX4070搭載ノートPC」がおすすめです。

ノートパソコンながら最新ゲームもしっかりと遊べるスペックなので、Vtuber配信でもスペック不足にならずに配信できます。

また、webカメラ、キーボード、240hz対応の高性能モニターが搭載されているのでその分初期投資を抑えられます

ただ、Vtuberは配信中にその場を離れにくかったり、VRデバイスを着用して配信したりする場合もあるので、持ち運べるというノートパソコンの利点を活かしづらいかもしれません。

スペースの都合でデスクトップPCの導入が難しい方やサブPCが欲しい方にはおすすめです。

ドスパラで「ぶいすぽっ!」コラボゲーミングPCが販売中

ドスパラ公式サイトより引用

デスクトップPCのスペック

モデル名グラボCPUメモリ価格
GALLERIA ZA9C-R48RTX 4080Core i9-13900KF 32GB424,980円
GALLERIA XA7C-R47RTX 4070Core i7-13700F16GB239,980円
GALLERIA XA7C-R46T RTX 4060 Ti 8GBCore i7-13700F16GB204,980円
GALLERIA RM5C-G60SGTX 1660 SUPERCore i5-13400F16GB134,979円
ドスパラ公式サイトより引用

ノートPCのスペック

モデル名グラボCPUメモリ価格
GALLERIA XL7C-R45RTX 4050 LaptopCore i7-13700H16GB159,980円
GALLERIA RL5C-R35RTX 3050 LaptopCore i5-13500H16GB119,980円
ドスパラ公式サイトより引用

ドスパラでは「ぶいすぽっ!」とのコラボモデルが販売されており、低価格モデルから本格派なモデルまでラインナップされています。

「RTX 4060 Ti」以上のグラボを搭載した上位モデルはCPU性能も高いのでVtuber配信におすすめです。

低価格モデル・ノートPCモデルはグラボの性能が低く、ゲーム配信をする際にスペック不足になる可能性が高いので注意しましょう。

以下の記事でぶいすぽっ!コラボPCのスペックと評判を紹介しているので、そちらも参考にしてください。

VtuberのPCスペック・必要なスペックに関するよくある質問

有名VtuberのPCスペックは?

CPUとグラボ共にトップクラスの性能を持ったPCを使用されています。

購入時期が違うのでモデルはバラバラですが、現在のスペックに換算するとグラボはRTX 4070以上、CPUはCore i7以上の方が大半です。

Vtuberになるために最低限必要なスペックは?

CPUは最新のCore i5以上、グラボは「RTX 4060 Ti」以上が望ましいです。

予算は17万円ほど必要です。

PC本体以外に必要なものは?

一般的な配信に必要なマイクに加えて、2D/3Dモデルと、それを動かすためのトラッキングデバイスが必要です。

Vtuber向けのPC選びで重視すべきポイントは?

グラボだけでなくCPUとメモリも重要なので、主要な3つのパーツは全て重視しましょう。

Vtuberが使っているPCのスペックのまとめ

管理人

記事のまとめはこちら!

  • Vtuber配信にはミドルスペック以上のゲーミングPCが必要で、予算は最低17万円
  • グラボだけでなくCPUとメモリの性能も重要
  • PC本体だけでなく、モデルの作成費用とトラッキングデバイスも必要

有名Vtuberの方はかなりスペックの高いPCを使用していて、グラボだけでなくCPUの性能も高いのが特徴です。

有名Vtuberと同等のスペックでなければ配信できないわけではありませんが、最低でも現行のミドルスペック以上のPCは必要で予算は17万円です

CPUは最新のCore i5以上、グラボは「RTX 4060 Ti」以上、メモリは32GBがおすすめです。

合わせてゲーミングPC本体だけでなく、モデルの作成費用とトラッキングデバイスなどの機材部分にかかる予算も忘れずに見積もりましょう。

用途別&価格別に紹介!

目次