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Core i7-14700Fは最新14世代のIntel製CPUで、ハイスペックPCによく搭載されています。
高い性能を誇り、「RTX 4070」以上のグラボと組み合わせればゲームやクリエイティブ作業を快適にできます。
この記事ではCore i7-14700Fのゲーム性能やRyzenとの比較、Core i7-14700F搭載おすすめPCについて詳しく解説しているので、参考にしてください。
Core i7-14700F搭載おすすめPC!
G-Tune DG-I7G6T
価格:294,800円
コスパ | |
耐用年数 | |
おすすめ用途 | 最新ゲームをプレイ可能な コスパに優れるPCが良い |
CPU | Core i7-14700F |
グラボ | RTX 4060Ti |
メモリ | 16GB |
ストレージ | 1TB (NVMe Gen4×4)SSD |
当サイトではCore i7-14700F搭載モデルなどゲーミングPCの最新セール情報について詳しく解説していますので、あわせて参考にしてみてください。
Core i7-14700Fの性能・スペック
Core i7-14700F | Core i7 13700F | |
---|---|---|
世代 | 第14世代 | 第13世代 |
CPUコア数 | 20 (Pコア8+Eコア12) | 16 (Pコア8+Eコア8) |
スレッド総数 | 28 | 24 |
ベースクロック | 2.1 GHz | 2.1 GHz |
ターボ・ブースト時 最大周波数 | 5.4 GHz | 5.2 GHz |
キャッシュ | 33 MB | 30 MB |
L2 キャッシュ | 28 MB | 24 MB |
TDP | 65 W | 65 W |
対応メモリの種類 | DDR5,DDR4 | DDR5,DDR4 |
最大メモリサイズ | 192 GB | 192 GB |
内蔵グラフィック | ー | ー |
発売日 | 2023年10月17日 | 2022年10月20日 |
価格 | 約58,000円 | 約55,000円 |
Core i7-14700Fは前世代のCore i7-13700Fよりもコア数とスレッド数が増加し、全体的な処理性能が向上しています。
ターボ・ブースト時の最大周波数は5.4 GHzで、高負荷な処理の際には高速な処理が可能です。
L2キャッシュも増えており、読み込み時間が短くなってよりスムーズなデータ処理ができます。
TDPは65Wを維持しつつ性能向上を実現しているため、純粋に性能アップしたCPUです。
末尾にFが付く内蔵グラフィックが無いモデルで、CPU単体では映像出力できないので注意してください。
Core i7-14700Fのゲーム性能
Core i7-14700FとRTX 4070 SUPERの組み合わせなら『パルワールド』や『サイバーパンク2077』など重めのゲームでも100fps以上で快適に遊べます。
グラボに対してCPU性能が低いと、グラボの性能を活かしきれずフレームレートが下がってしまう場合があります。
Core i7-14700FならRTX 4070シリーズの性能をしっかりと引き出して高フレームレートで安定してプレイできます。
競技系FPSゲーム『Apex Legends』でも200fps以上なのでプロゲーマーでも満足できるレベルです。
Core i7-14700Fはハイクラスのグラボをしっかりと使えて高フレームレートでプレイできるCPUです。
Core i7-14700Fでできること・できないこと
- ハイクラスグラボの性能を引き出す
- 配信や録画しながらのゲームプレイ
- 動画編集・3Dモデリング等のクリエイティブ作業
- 高負荷なマルチタスク作業
- グラボ無しでの映像出力
- 省電力PCとしての利用
- 手動オーバークロック
Core i7-14700Fはハイクラスのグラボと組み合わせて、ゲームなどでその性能を最大限に引き出せます。
配信や録画をしながらのゲームプレイや動画編集・3Dモデリングなどの高負荷な作業も非常に快適です。
複数のソフトを起動するようなマルチタスクでもカクつかず、性能不足を感じる場面は多くありません。
ただしグラボ無しでは映像出力ができないため、グラボが必須です。
さらに高性能な分、消費電力も多くなるので低消費電力のPCとしての利用には適していません。
総合的に見て、Core i7-14700Fは高負荷な作業をする方や高性能なグラボを搭載する方におすすめのCPUです。
一方で、グラボが必要ない方や動画編集などをしない方にはおすすめできません。
Core i7-14700Fの性能比較・ベンチマーク
GPU | CPU MARK | メモリ | TDP | 価格 |
---|---|---|---|---|
Ryzen 9 7950X3D | 62,421 | 128 GB | 120 W | 約90,000円 |
Core i9-13900K | 59,197 | 192 GB | 125 W | 約90,000円 |
Core i7-13700K | 46,939 | 128 GB | 125 W | 約62,000円 |
Core i7-14700F | 44,203 | 192 GB | 65 W | 約57,000円 |
Ryzen 7 7700X | 36,554 | 128 GB | 105 W | 約45,000円 |
Ryzen 7 7800X3D | 35,152 | 128 GB | 120 W | 約65,000円 |
Core i7-14700Fはベンチマークスコアが44,203で、上位にはCore i9-13900KやRyzen 9 7950X3Dなどがあります。
TDPが低く省電力で価格も約57,000円と手頃で、取り扱いしやすいCPUです。
性能と消費電力のバランスが良いため、ミドル~ハイクラスのゲーミングPCやクリエイティブ作業を行う方におすすめです。
高性能を求めつつも、コストを抑えたい方に最適です。
Ryzenと比較して動画編集などクリエイティブな作業性能が優れる
Core i7-14700F | Ryzen7 7800X3D | |
---|---|---|
コア数 | 20 (Pコア8+Eコア12) | 8 |
スレッド数 | 28 | 16 |
ベースクロック | 2.1 GHz | 4.2 GHz |
ブーストクロック | 5.4 GHz | 5.0 GHz |
TDP | 65W | 120 W |
内蔵GPU | ー | ー |
CPU MARK | 44,203 | 35,152 |
MSRP | $339 | $449 |
日本での価格 | 約57,000円 | 約65,000円 |
- クリエイティブな作業メインならCore i7-14700Fがおすすめ!
- ゲームメインかつ高フレームレートを求めるならRyzen7 7800X3Dがおすすめ!
Core i7-14700Fは20コア28スレッドと高いマルチスレッド性能が特徴です。
高性能なPコアが8個、省電力なEコアが12個あって多くの処理を同時並行で行えます。
動画編集や配信などのクリエイティブな作業では多くのソフトを使うため、マルチ性能が高い点が有利に働きます。
Ryzen 7 7800X3DはAMDが自ら宣伝するほどゲーマー向けCPUです。
3D V-Cache技術によって高負荷なゲームであっても高フレームレートかつ安定してプレイできます。
クリエイティブな作業がメインならCore i7-14700F、ゲームメインならRyzen 7 7800X3Dがおすすめです。
Core i7-14700Fと相性が良いグラボは?
- RTX 4060 Ti
- RTX 4070 SUPER
- RTX 4070 Ti SUPER
CPU性能が低いとCPUがボトルネックとなり高性能なグラボの性能を発揮できません。
Core i7-14700FにおすすめのグラボはRTX 4060 TiやRTX 4070 SUPERなどミドル~ハイクラスのグラボです。
上記のグラボなら高い性能を持ち、フルHDやWQHDでのゲームやクリエイティブな作業が快適にできます。
逆に、性能が低いRTX 3060以下のグラボではCPU性能を持て余してしまいます。
RTX 4090のようなハイエンドグラボではCPU性能が足りない可能性があります。
CPUとグラボの組み合わせが良いモデル
G-Tune DG-I7G6T
価格:294,800円
コスパ | |
耐用年数 | |
おすすめ用途 | 最新ゲームをプレイ可能な コスパに優れるPCが良い |
CPU | Core i7-14700F |
グラボ | RTX 4060Ti |
メモリ | 16GB |
ストレージ | 1TB (NVMe Gen4×4)SSD |
上記モデルのように、CPUとグラボはお互いに性能を発揮できるバランスの良い組み合わせにしましょう。
Core i7-14700Fの評価・レビュー
- 性能が高い
- コスパが優れている
- 動画編集や3Dモデリングなどが得意
- 発熱が凄い
- 不具合の可能性がある
Core i7-14700Fの良い評判は性能の高さやコスパの良さが目立ちます。
ゲームから動画編集まで何でもできる性能がある中で、セール時には搭載PCが25万円程度になる場合もありました。
一方で、第14世代CPU共通の不具合や発熱が凄くパーツ構成に制限がかかる場合があるため注意しましょう。
ただし、第14世代CPUで報告されている不具合はBIOSのアップデートで対応可能です。
発熱問題は簡易水冷CPUクーラーを使用することでしっかりとCPUを冷やせます。
知り合いがpc欲しいらしいから調べてたら25万で
— key machina (@MachinaKey) April 22, 2024
i7 14700f
rtx4070
ddr4 32
m.2 1tbのpc見つけた ケースは好みじゃないけどこれ以上のコスパの見つからん
当サイトではCore i7-14700F搭載モデルなどを特価で買えるゲーミングPCの最新セール情報について詳しく解説していますので、あわせて参考にしてみてください。
Core i7-14700Fを搭載するおすすめモデル
この項目では『Core i7-14700F』を搭載したおすすめモデル2台とおすすめセット1台を紹介します。
それぞれ異なった特徴がありますので、ご自身の用途やどんな環境で遊びたいかに合わせて選びましょう。
- 初心者でも使いやすいモデルであること
- 短期でなく長期で使えること
- 各モデル帯の中でもコスパの高いモデルを選出
ゲーミングPCに関して、知っておくと記事の理解がさらに深まる知識をまとめています。
気になる用語があればクリックしてみてください。
CPUは「Central Processing Unit」の略で、プログラムの実行やデータの処理を行うパーツです。
いわばPCの「脳みそ」にあたり、CPUの性能が高くなると、重く負荷の高いゲームでも快適に遊べるようになります。
以下では雑談配信に必要なPCスペックやCPUについて詳しく解説していますので、気になる方はチェックしてみてください。
ゲームもクリエイティブ作業もバランスよくできる「G-Tune PG-I7G60」
メリット・デメリット紹介
- フルHD・高フレームレートでゲームができる
- クリエイティブ性能も高い
- ハンドル付きコンパクトケースで持ち運びが楽
- CPUクーラーが弱いので発熱に注意
- ケースがコンパクトで拡張性が低い
ゲームもクリエイティブ作業もバランスよくするなら「G-Tune PG-I7G60」がおすすめです。
ゲームではフルHDなら高設定かつ高フレームレートで快適にプレイできます。
Core i7-14700Fの高いCPU性能のため、動画編集のエンコード・録画&配信しながらのゲームも楽しめます。
ゲーミングPCには珍しいハンドル付きかつコンパクトなケースで置く場所にも困りません。
ただし、CPUクーラーが空冷式のため長時間連続で作業すると性能が低下する可能性があるので注意してください。
PCゲーム・クリエイティブな活動を始めたい方やコンパクトなゲーミングPCが欲しい方におすすめです。
コスパ重視で快適なゲーム環境なら「G-Tune DG-I7G6T」
メリット・デメリット紹介
- フルHD~WQHDまで快適にゲームが楽しめる
- 水冷CPUクーラー搭載
- サポートが充実している
- ライティングやガラスパネルはオプション
- 4Kでのゲームプレイは難しい
コスパ重視で快適なゲーム環境なら「G-Tune DG-I7G6T」がおすすめです。
グラボは「RTX 4060 Ti」搭載で、最新ゲームをフルHD~WQHDまで快適にプレイできます。
水冷CPUクーラーを標準で搭載しており、長時間のゲームや動画編集でも安定した性能維持が可能です。
マウスコンピューターの手厚い3年保証や電話サポートも付いているので初心者でも安心して使えます。
初期構成ではライティングやガラスパネルが無いため、ライティングや見た目にこだわる方は注意しましょう。
長時間連続してPCを使う方や落ち着いたゲーミングPCが欲しい方におすすめです。
クリエイターや動画投稿者になるなら「DAIV FX-I7G6T(動画・画像編集向けセット)」
メリット・デメリット紹介
- 便利な左手デバイス付きフルセット
- 動画編集に向いている32GBメモリと2TB SSD
- 27型WQHD・100Hz対応モニター
- 価格が高い
- FPSゲームにはフレームレートが低い
クリエイターや動画投稿者になるなら「DAIV FX-I7G6T(動画・画像編集向けセット)」がおすすめです。
Core i7-14700Fと32GBメモリを搭載し、ゲームもできますが特に画像・動画編集に適したPCです。
左手デバイス「TourBox NEO」で直感的な操作ができ、WQHD・100Hz対応27型モニターで快適な作業環境が整います。
FPSゲームではフレームレートが若干不足しますが、今後数年間は最新ゲームを楽しめるセットです。
動画編集者やイラストレーターなどクリエイターになりたい方におすすめです。
Core i7-14700Fの性能・スペックに関するよくある質問
- Core i7-14700Fのスペックはどのくらいですか?
-
ミドルハイ~ハイクラス程度の性能があります。
ハイクラスのゲーミングPCにもよく採用されています。
- Core i7-14700Fはどんな用途に向いていますか?
-
ゲームから動画編集まで幅広く対応可能で、特にマルチタスクやクリエイティブ作業に強いです。
詳しくはCore i7-14700Fでできること・できないことをご確認ください。
- グラボなし・CPU単体で使えますか?
-
Core i7-14700Fは内蔵GPUがなく、映像出力ができません。
外部グラフィックカードが必須です。
- どんなグラボと相性が良いですか?
-
RTX 4060 TiやRTX 4070などがおすすめです。
CPU性能が高いため、グラボも性能が高いモデルとの組み合わせが可能です。
詳しくはCore i7-14700Fと相性が良いグラボは?で解説しているので参考にしてください。
- Core i7-14700Fは動画編集に向いていますか?
-
20コア28スレッドで、4K動画編集や3Dモデリングなど高負荷な作業でも快適です。
- CPUクーラーは空冷式でも大丈夫ですか?
-
Core i7-14700Fは発熱が凄まじいため、空冷式クーラーでは冷やしきれません。
価格は上がりますが簡易水冷クーラーがおすすめです。
Core i7-14700Fの性能・スペックまとめ
記事のまとめはこちら!
- Core i7-14700Fはマルチ性能が高くクリエイティブ性能を求めている方向け
- 「RTX 4060 Ti」や「RTX 4070」シリーズと合わせるのがおすすめ
- グラボの性能を活かしてフルHD~WQHDまで快適にゲームプレイ可
Core i7-14700Fは20コア28スレッドを活かして、マルチタスクやクリエイティブ作業におすすめです。
グラボは「RTX 4060 Ti」や「RTX 4070」と組み合わせると、最新ゲームをフルHD~WQHDまで快適に遊べます。
TDP65Wと低めの消費電力かつ高い処理能力があり、今後3~5年間はストレスなく使用可能です。
Core i7-14700F搭載おすすめPC!
当サイトではCore i7-14700F搭載モデルなどゲーミングPCの最新セール情報について詳しく解説していますので、あわせて参考にしてみてください。