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Iris Xeグラフィックスとは第11世代のインテルCPUから搭載されている内臓GPUです。
以前はゲームにグラボが必須でしたが、Iris Xeグラフィックスは性能の向上により軽いゲームなら遊べます。
この記事ではIris Xeグラフィックスと他グラボの性能比較やどんな用途で使えるのか、実際の口コミから評価まで詳しく解説していきます。
当サイトでは動画編集や3Dゲームのプレイに最適なGPU「GeForce」の性能比較についても解説していますので、あわせて参考にしてください。
\Iris Xe搭載のおすすめPCモデル紹介/
Iris Xe グラフィックスの性能・スペック・ベンチマーク
GPU名 | 性能(3DMark)スコア |
---|---|
RTX 4070 | 16566 |
RTX 4060 | 10351 |
RTX 3060 | 8699 |
GTX 1660 SUPER | 6100 |
GTX 1650 | 3724 |
GTX 1050 | 1859 |
Iris Xe Graphics | 1725 |
Iris Xe グラフィックスは2021年発売の第11世代CPUから搭載された内臓GPUです。
以前の内臓GPUから大幅にパワーアップしており、2018年発売の「GTX 1050」と同程度の性能があります。
数多くのゲームで最低スペックをクリアするレベルで、軽いゲームならグラボ無し・CPUのみでしっかりと遊べます。
重いゲームや高フレームレートは困難ですが、設定を下げることでプレイ可能なタイトルが増えます。
仕事や動画視聴などの普段使いから少しゲームする程度なら十分快適に使えるレベルです。
Iris Xe グラフィックスのゲーム性能
Iris Xe グラフィックスは軽いゲームならフルHD・低設定で60fps以上と快適に遊べます。
人気のFPSゲームは設定を下げた状態でも平均60fpsを下回るため、カクツキやラグを感じる場合があります。
重いゲームやeスポーツ系をせず、軽いゲームのみならIris Xe グラフィックスでも問題ありません。
Iris Xe グラフィックスのおすすめできる用途
Iris Xe グラフィックスは普段使いや軽いゲームプレイにおすすめの内臓GPUです。
ただし、高いグラフィック性能が必要なVRゲームや3Dモデリングなどでは性能不足のためおすすめしません。
用途を考えて、どの程度の性能が必要なのかよく考えましょう。
重いゲームを遊ぶには性能が足りない
Iris Xe グラフィックスはエントリーレベルの性能で、高い性能が必要な最新ゲームを遊ぶのは困難です。
例えば『サイバーパンク 2077』や『モンハンワイルズ』のような重いゲームでは、低設定でもまともに遊べません。
起動すら難しく、動いたとしてもカクツキや突然落ちるなどプレイは困難です。
一方で、『VALORANT』や『原神』のような軽いゲームであれば、設定次第で快適に遊べます。
具体的な推奨スペックが気になった方は、
など様々なゲームの推奨スペックをまとめているので、ぜひ参考にしてみてください。
動画編集を出先で行う場合は便利
Iris Xe グラフィックスは基本的な動画編集が可能です。
4K動画の編集や重いエフェクトなどをサクサク行うのは困難ですが、出先での軽い編集作業や短い動画のカット編集などは十分可能です。
YouTube用のフルHD動画や素材用の短い動画などが、どこでも何時でも編集できます。
Iris Xe グラフィックスを搭載するノートPCには重量の軽いモデルが多いので、簡単に持ち運べて、気分転換にカフェや旅行先でも作業が可能です。
動画編集のメイン機として使うのではなく、サブ機としての使用がおすすめです。
Iris Xe グラフィックスの評価・レビュー
- 設定次第でPCゲームができる
- 普段使いに十分な性能
- コスパが良い
- VRや生成AIなどには性能不足
- グラフィックを下げる必要がある
- ゲームが突然落ちる
Iris Xe グラフィックスの良い評判として、内臓GPUにもかかわらずゲームができる点が好評でした。
VRや生成AIなど高負荷の作業をしないなら全く問題ない性能で、グラボを必要とせず価格が安いことも高評価です。
悪い評判は、通常のグラボと比べて性能が低いことが指摘されています。
グラフィック設定やフレームレートを上げるのは困難で、ゲーマーを満足させる性能はありません。
ゲームや生成AIなどの高負荷な作業をするのかを考えて、Iris Xe グラフィックスで問題ないか判断しましょう。
Iris Xe グラフィックスを搭載するおすすめモデル
この項目ではBTOパソコンで特にコスパに優れたマウスコンピューターから、おすすめモデルを紹介していきます。
各モデルで価格や目的が異なるため、自分の予算と相談しておすすめモデルをチェックしましょう。
その他にもマウスコンピューターはIris Xeグラフィックを搭載したノートPCモデルを展開しているので、気になる方は公式サイトをチェックしてみてください。
\コスパに優れたモデルなら!/
- 初心者でも使いやすいモデルであること
- 短期でなく長期で使えること
- 各モデル帯の中でもコスパの高いモデルを選出
大画面かつ持ち運べるノートPCなら「mouse B5-I7I01SR-B」
メリット・デメリット紹介
- 15.6型ディスプレイ・テンキー搭載
- 側面のポートが豊富
- Dolby Atmos対応
- 約1.76kgと少し重い
- CPUの性能が低め
大画面かつ持ち運べるノートPCが欲しいなら「mouse B5-I7I01SR-B」がおすすめです。
USBやカードリーダーなどのポートが豊富かつ15.6型の大画面搭載で、仕事や作業にも使いやすい構成です。
普段から持ち運ぶには重い約1.76kgですが、部屋を移動したり、たまに持ち出したりすることはできます。
ディスプレイは60Hzで、ノートPCだけでは高fpsで遊べませんがIris Xe グラフィックスの性能なら問題ありません。
頻繁にノートPCを持ち運ばない方や大画面でテンキー付きのノートPCが欲しい方におすすめです。
軽くて持ち運びしやすいノートPCなら「MousePro C4-I5U01BK-B」
メリット・デメリット紹介
- 約1.37kgで軽い
- 指紋認証搭載
- ディスプレイを180°広げられる
- 初期だとメモリが8GB
- SSDが256GB
軽くて持ち運びしやすいノートPCなら「MousePro MousePro C4-I5U01BK-B」がおすすめです。
14型ディスプレイで約1.35kgと持ち運びしやすく作業しやすいノートPCです。
指紋認証やディスプレイの180°開閉など便利な機能があり、仕事用にも使えます。
CPUが第12世代と古いためゲーム性能も若干低めですが、普段使いには困りません。
ゲーム性能にあまりこだわらず、持ち運びやすさを重視する方におすすめです。
1kg未満のクリエイター向けノートPCなら「DAIV Z4-I7I01SR-A」
メリット・デメリット紹介
- 1kg未満の975gで軽量
- sRGB比 100%で色の再現性が高い
- 顔認証搭載
- ディスプレイが60Hzしか対応してない
1kg未満のクリエイター向けノートPCが欲しいなら「DAIV Z4-I7I01SR-A」がおすすめです。
975gと最軽量クラスかつ第13世代CPU搭載で、軽くて持ち運びしやすく高性能です。
動画編集やイラストなど色が重要な作業もsRGB比 100%のディスプレイでしっかりと対応できます。
さらにCPUは省電力のUシリーズではなく性能重視のPシリーズのため、多くのソフトをサクサクと動かせます。
クリエイティブな作業をしっかりと行いたい方やとにかく軽いノートPCが欲しい方におすすめです。
Iris Xe グラフィックスの性能・スペックに関するよくある質問
- Iris Xe グラフィックスでゲームはできますか?
-
Iris Xe グラフィックスは内臓GPUとしては非常に性能が高く、軽いゲームならプレイ可能です。
本記事ではIris Xe グラフィックスのゲーム性能についても解説していますので、参考にしてください。
- Iris Xe グラフィックスで動画編集はできますか?
-
基本的な動画編集は問題なく可能です。
詳しくは動画編集を出先で行う場合についての解説を参考にしてください。
- Iris Xe グラフィックスは通常のグラボと比べてどう?
-
現在のエントリークラスGTX1650や最新世代のRTX40シリーズに比べると低い性能です。
しかし内臓GPUとしては高性能で、軽いゲームや日常使いでは快適です。
- Iris Xe グラフィックスで遊べるゲームは?
-
「Apex Legends」「モンスターハンターライズ」など数多くのゲームが遊べます。
Intel公式による動作認証済みタイトルの例- ストリートファイターV チャンピオンエディション
- 鉄拳 7
- ペルソナ5 スクランブル ザ ファントム ストライカーズ
- モンスターハンターライズ
- 龍が如く7
- Apex Legends
参考:Intel公式サイト
インテル Iris Xe グラフィックスの性能比較まとめ
記事のまとめはこちら!
- Iris Xe グラフィックスは軽いゲームならプレイ可能
- 内臓GPUとしては高性能で、コスパの良さが魅力
- ゲーム性能を求めるならグラボを検討しよう
Iris Xe グラフィックスは軽いゲームなら低設定・60fpsで遊べる性能です。
グラボを必要とせず価格が安いため、コスパの高いモデルが多くあります。
高画質・高フレームレートやVRゲームなど高いグラフィック性能が必要な場合はグラボ搭載PCを検討しましょう。
当サイトでは動画編集や3Dゲームのプレイに最適なGPU「GeForce」の性能比較についても解説していますので、あわせて参考にしてください。